ep.125 ページ26
.
今日は真っ白な衣装。普段ヴィンテージの古着だけど、今日は違うの。
ふわんふわんとした透けるような、柔らかくて、可憐なトップス。
女のコでも着れそうなやつだよ。
髪もふわふわに巻いてもらって、唇もいつもよりちょっぴり桜色。
ただグレーの瞳だけはカラコンはせずに。
すっくと立ち上がり舞台裏を歩いていると、私に気がついたジミンさんが手を挙げた
私はそれに駆け寄る
「大天使さま〜！」
「わっ、何言ってるの〜！今日のRouは僕以上に天使だよ!!妖精…ほんとに、ちょっと見惚れちゃうよ…」
んふふと微笑むと隣に来たジョングクさんがぽかんと口を開けた
「〜〜！//」
「？？ヒョン、？」
「やば。本気でやばい。お前ほんとにこの世の人間？つか性別間違えてるでしょ、なんて言っていいかわかんないんだけど、は？」
「いぇえええ、なんで最後キレてるんです…!?」
ふぎゃ、とまた頬っぺを摘まれた
「ジミニヒョン、写真！写真撮って！」
「ん？いいよ〜」
ヒョンは私を後ろから抱いて顔を寄せる
「ん。2人とも美男子だね〜」
ハイ、とジミンさんが携帯をヒョンに返す
すると遠くにVさんが見えて、この前のこともあるし、と私はそっと近寄っていくと、オッパは甘く笑って「世界一美しくて愛してる僕の大切な子。」と言っておでこにぽっぽする
「Vさん、傍にいます。」
「…うん。ありがとう、優しいね、Rouちゃん」
すっと彼から離れると、今度はジンさんが寄ってきて
「ヤー！Rou！そろそろ行かないとでしょ？」
「やーん、ジンさん！今日も最強にハンサムです！」
「！//あ、ｱﾋｬﾋｬ…？そ、そう？」
？？
なんかぎこちないけど
「ほら。段差あるから気をつけて」
と手を差し伸べてくれる
「はぅ、…じぇんとるまん、」
いつになくジンさんの紳士ぶりに感動していると隣からVさんがそっと腰に手を当てて後ろに倒れないように支えてくれる
＿＿＿＿お？？
「な、なんか…皆さん、今日、変です…ね、」
ジョングクさんは階段を登りきると私の手を引いて「危ないから」と前を歩く
変だ。変だ変だ。何が起きてる…っ！？
「??」
「…まるでお姫様だな、(笑)」
「シュガさん！」
「エスコートされたくて仕方ない女は山ほどいるんだから。恨まれて殺されんなよ(笑)」
「ひぃい！全然笑えないです!!」
うぇーん、と泣きつくと「だからそれ。可愛いから自覚しろ。」
「へ？」
「今日。きっと誰よりもお前綺麗だよ、可愛い」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2356人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mila.(プロフ) - てじてじさん» わあ、なんででしょう、、こちらの設定で変えられそうなら変えますね！コメントありがとうございます。とっても嬉しいです！これからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (2020年4月14日 10時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
てじてじ - とても面白い設定で深読みしてしまいます！素晴らしい作品をありがとうございます！私としては…私情なのですが年齢制限がかかってしまい殆どのお話が見られないのが残念です…最後に軽く今までの話の軽いあらすじのようなものを書いて頂けたら嬉しいなって思います、！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: e09dd228a8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - babe305901さん» コメントありがとうございますー！！うれしいです！主人公ちゃんがジョングクとどうなってくのか、これからの展開も楽しみにしてくださると嬉しいです！ (2020年1月12日 18時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
babe305901(プロフ) - いつも読ませていただいてます！ ジョングクの手紙の言葉に涙腺崩壊しました！！ これからも更新楽しみにしてます！ (2020年1月8日 5時) (レス) id: d0df43b242 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - Haruka Abeさん» こちらの作品でもコメント頂けてとっても嬉しいです！今後の展開、期待に添えるように頑張りますね！応援ありがとうございます！！ (2020年1月7日 17時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mila.
| 作成日時：2019年11月22日 23時
