ep.124 ページ25
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「ん、…」
むくりと起き上がりてとてとと水を飲みに立ち上がると「にひ。」と声が聞こえて振り返る
「Vさ、!」
「…んー。なんとも、えっちぃかっこ。堪らないね、」
いひひと笑って近づく
「?」
「自分がどんな格好してるかわかってる?」
ハッとして下を見ると白いTシャツ1枚に見えないほど短いショートパンツ
「あ。」
「あ、じゃないでしょー、もぉ」
そう言いつつオッパが私の脚をすっと撫でてその儘腰に手を滑らせる。ぞわりと変な感覚。
「僕が狼になったら、怒る?」
「…怒る、も、なにも、…っひゃ、!」
「……綺麗。Aちゃんは、凡てが綺麗。」
するりとお腹を撫でてから、足の間にオッパの脚が入り込む。
「ち、近っ、テヒョンオッパ近いっ、//」
それでもこの美しい顔が近づいてくるとなぜか受け入れてしまう私のダメなとこ
「キス、していい、?」
「えっ…」
はむ、と唇を柔く噛まれて、そして中に舌が入り込む
大人なキスだった。でも、嫌じゃなかった
そっと瞳を開けると、オッパの頬に一筋の涙が流れてることに気がついて
そっと手を添えるとびくりと身体を揺らした
「…えへ、狼さんなっちゃったね、(笑)」
「……。」
違う、これは、私も受け入れたのだから…同意も同然
「テヒョンオッパ___」
私は彼の美しい瞳から溢れる涙に触れるだけのキスをして、優しく抱きしめた
「…こわいんだ。唐突に不安にも襲われるの。そんな時、Aちゃんに会うと落ち着くんだ。僕、とてもとても情けなくて…全然1人で立ってられないの、…っ」
訥々と語り出すその弱音を私は1音1音心に刻む
「…私が怖い時、オッパは傍にいてくれました。」
「っ、」
「私は、オッパの傍にいたいです。テヒョンオッパは物凄く素敵な人だから。私は、オッパといると、心が洗われるんです」
「A、ちゃ、…っ」
「ふふ、キス、してもいいですか?」
「!」
ゆっくり、彼の唇に口付ける。
「…初めて、Aちゃんから、キス、されちゃった、…(笑)」
いひひ、記念日。
そう弱々しく微笑んで、ゆっくり手を繋がれる
ああ、私も、この人といると心地がいいんだ。お互いが、本当の自分をさらけ出して。だからこうして__
《依存》
しあってしまうのかもしれない____
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mila.(プロフ) - てじてじさん» わあ、なんででしょう、、こちらの設定で変えられそうなら変えますね!コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからも楽しんでもらえるように頑張りますね! (2020年4月14日 10時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
てじてじ - とても面白い設定で深読みしてしまいます!素晴らしい作品をありがとうございます!私としては…私情なのですが年齢制限がかかってしまい殆どのお話が見られないのが残念です…最後に軽く今までの話の軽いあらすじのようなものを書いて頂けたら嬉しいなって思います、! (2020年4月11日 15時) (レス) id: e09dd228a8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - babe305901さん» コメントありがとうございますー!!うれしいです!主人公ちゃんがジョングクとどうなってくのか、これからの展開も楽しみにしてくださると嬉しいです! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
babe305901(プロフ) - いつも読ませていただいてます! ジョングクの手紙の言葉に涙腺崩壊しました!! これからも更新楽しみにしてます! (2020年1月8日 5時) (レス) id: d0df43b242 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - Haruka Abeさん» こちらの作品でもコメント頂けてとっても嬉しいです!今後の展開、期待に添えるように頑張りますね!応援ありがとうございます!! (2020年1月7日 17時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mila. | 作成日時:2019年11月22日 23時