ep.118 ページ19
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「Rouちゃん、お洋服貸してあげる。」
昨日着てたの着て外に出るわけにいかないでしょ?とみんなの前でVさんが言った。そしたら、ジョングクさんが「…俺のでいいよ。」と口を挟む
「だーめ。Rouちゃん細っこいし、グガのじゃ大きすぎるじゃん」
「じゃあジミニヒョンの方がいいんじゃないですか」
「え、僕?まあ、全然構わないけど」
「だめ〜!ダメなの!ね、Rouちゃん。Rouちゃんにあげたいお洋服もあるし、僕のクローゼット来て!」
そう言ってVさんに手を引かれて立ち上がると、Vさんの部屋のクローゼットの前に立たされた
「…やっと二人になれた、」
「え、」
「Aちゃん、…好きだよ。僕、本当に。好き。」
泣きそうな声で、私の肩に顔を埋めた
「ねぇ、今度の休み、本当に遊びにいこ。タニも連れていくの。」
「…コテージ、探しましょうか?」
「いいのっ?」
僕と行ってくれるの?本当に?
顔を上げて心配そうな顔をするオッパ。ゆっくり頬に手を当てて微笑む
「オッパと行きたいです。」
「…っ、Aちゃん、…」
「オッパ、オッパが今日のスタイリストになってくれるんですよね?ふふ、楽しみです!」
「うん、おー、どれがいいかな、…!」
キャメル色のスラックスに、白いシャツ。ゆるっと青色のネクタイを巻かれる
「っ、ひょわ、これ、G○○○I…!」
「シャ○○の方が良かった?」
「そ、そうじゃなくて…!私、こういうブランド品身に付けないから…!」
「お?あ、そっか。ヴィンテージの古着が多いもんね」
こんなの着て歩けないです〜と言うと「普段と違うRouちゃんでいいね」と満足げに笑った
最後にカラシ色のカーデを羽織るように言われて
「おおー。最高!」
とニンマリ笑った
「んじゃ今日は僕とペアルック〜♡」
「え」
オッパはベージュのスラックス。白いシャツに芥子色のネクタイ。青いジャケット。
「じゃーーん!」
「……さすがCGV。カッコ良すぎます…」
「いひ。もっかい言って?」
「世界一の美青年さんです。」
「…うーん、そうじゃなくて」
「じゃあ……私にとって、世界一美しい男性です。」
「いひひ!」
「わ!」
ぎゅうと抱きしめられる
「…オッパ、」
「ん」
「オッパは、とても温かいですね」
「Aちゃんもね。」
そう言って私は、オッパの頬に触れるだけのキスを落とした
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mila.(プロフ) - てじてじさん» わあ、なんででしょう、、こちらの設定で変えられそうなら変えますね!コメントありがとうございます。とっても嬉しいです!これからも楽しんでもらえるように頑張りますね! (2020年4月14日 10時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
てじてじ - とても面白い設定で深読みしてしまいます!素晴らしい作品をありがとうございます!私としては…私情なのですが年齢制限がかかってしまい殆どのお話が見られないのが残念です…最後に軽く今までの話の軽いあらすじのようなものを書いて頂けたら嬉しいなって思います、! (2020年4月11日 15時) (レス) id: e09dd228a8 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - babe305901さん» コメントありがとうございますー!!うれしいです!主人公ちゃんがジョングクとどうなってくのか、これからの展開も楽しみにしてくださると嬉しいです! (2020年1月12日 18時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
babe305901(プロフ) - いつも読ませていただいてます! ジョングクの手紙の言葉に涙腺崩壊しました!! これからも更新楽しみにしてます! (2020年1月8日 5時) (レス) id: d0df43b242 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - Haruka Abeさん» こちらの作品でもコメント頂けてとっても嬉しいです!今後の展開、期待に添えるように頑張りますね!応援ありがとうございます!! (2020年1月7日 17時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mila. | 作成日時:2019年11月22日 23時