scene.2 ページ3
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テヒョンside
「うわ、…美人。」
ねぇええ、監督さんってこんなに美人なの。
と独り言が漏れると、隣にいたジョングガにお尻を叩かれた。
「声が大きいですよ、Vヒョン」
それにしても
「えううう、寒い〜〜」
「わっ、」
ぴょんとマンネの背中に飛び乗ると、手慣れたようにしっかり僕をおぶってくれる
うーん、僕との信頼関係の賜物だね!
ジョングギの肩越しに、新しいMVを撮ってくださるという監督さんの姿をじっと眺めた。
____高い身長。小さな顔。あまり表情は変わらないけど、はっきりした顔立ち
「…やっぱり、美人」
「ヒョンはああいう人がタイプなんですか」
「お前は美人だと思わないの?あれは誰がどう見ても美人だっていうでしょ」
「いや、美人ですよ。モデルさんみたいです」
「いひ、でしょ」
「なんでヒョンが威張るんです(笑)」
ジョングガにおぶられながら、よちよち歩いていたら、
ジンヒョンがホビヒョンに
「ヤーー!ジェイホーーーープ!!」
と叫んで肩を組んでいたのが見えた
いつもと変わらない風景。
の、はずだった
「…え、_____?」
ジンヒョンがパタリ、と動きを止めて、目を瞬かせた
「「??」」
突然静止した長兄に全員が「お?」と固まる
「……っ、な、あ、え、?」
震える声のその先にいるのは
「……A……っ?」
ヒョンに名前を呼ばれた美人の監督さんが、ゆっくり顔をあげた
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mila.(プロフ) - eriさん» eriさん、読んでいただきありがとうございます。コメントもとっても嬉しいです。新しい作品を連載できるようになったらまたぜひ読んでください! (2022年2月26日 22時) (レス) id: 1554483eb9 (このIDを非表示/違反報告)
eri - コメント失礼致します。milaさんのこの作品のジンくんが耳を塞ぐ場面で、感動して泣いてしまいました。私自身天才でもなんでもないですがこの場面を読むと凄く心が穏やかになれます。こんな素敵な物語を書いてくださってありがとうございます!陰ながら応援しています! (2022年1月22日 1時) (レス) @page48 id: fc2e283c55 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - ぐぅにむさん» 押し付けがましくてすみません…(笑)私自身、この作品結構お気に入りなんです、、(笑)描写がわかりやすいと言ってくださるの嬉しいです。何せモデルのバンタンがあまりに美しいので言葉にするのもやっとです…(笑)応援ありがとう!これからもよろしくお願いします (2020年8月18日 18時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ - 考えられてとっても楽しいです!mila様の作品大好きです!この作品だったらグクもいいですね。この子犬でもウサギでも赤ちゃんでもない。年下の男と思って気抜いてたら足元すくわれるのとこ好きです!これからも応援しています!mila様サランへ!(((o(*゚▽゚*)o))) (2020年8月16日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ - そしてまた約束をする からやってまいりました!おすすめと言われ読んでみたんですが。確かにジンペンにはおすすめですね!mila様の作品はなんか全体的に表現が具体的で想像がとてもしやすいです。綺麗な景色について詳しく書かれてたら、あこうかな、こうか?みたいに (2020年8月16日 1時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mila. | 作成日時:2019年11月9日 16時