ep.82 ページ33
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ぼうっとした頭で起き上がると、隣にはスカーーっと寝ているテヒョンおっぱ
「朝から暴力的な美、、」
う、とあまりの眩さに顔を背けそうになって、それでも見てたくなるのはこの人の魔力
「あ、」
オッパの手が私の左手と繋がれていて…あのあと、まあ、いろいろあったんですが…
結局最後は
“…明日も、僕におはようって言ってくれる？”
“え…？”
“僕を蝕む黒いものたちが、Aちゃんの一言で、すぅって消えてくの。”
パフォーマンス怖いなあ、とか、間違えたらどうしようとか、そういうことも。全部。
“Aちゃんって、僕の女神様なの。”
にひ、と笑って、美しい手が私の手に絡む
“君のおはようのために、僕はおやすみを言うよ＿＿＿＿”
「…おっぱ、」
指輪も何もついていない彼の綺麗な手
ありのままの、等身大の、普通の男の子の、キム・テヒョンが、今目の前にいる
そして今の私は、Rouでもなく、アイドルでもない、女の子のA
「ただの、男の子と女の子…」
ん？
＿＿＿＿普通に男女じゃないか？これ、
「…っ、」
だ、ダメだ、ダメダメ…！
バッと離れようと腰を引くと、テヒョンオッパの目が開いた
「あ、」
「……ん、」
「…おはようございます、おっぱ」
全然開いてない目で「んー」と言いながら、それでも至極嬉しそうに「…おはよ、Aちゃん」と笑った。のそのそミノムシみたいに動いてベッド脇に落ちた自分のシャツを拾うと
「…ハイ、ばんざーーい。」
「？？」
「んしょ、っと。おっけー」
ボスッとそれをかぶせられた
「下着じゃ寒いでしょ？」
「っ！//」
「…ココ(胸元)のほくろ、かわいーね。」
「！！」
「んふふ、僕だけ〜知ってんの」
まだ目が半開きのオッパだけどなぜか朝から元気で、その笑顔に「ま、いっか」と思っちゃう
ぴょんと跳ねた寝癖が可愛くて、カメラを起動したら
「…おっぱ…」
変顔された
「テヒョンオッパぁ、」
「にひひ」
「…」
「んもー、しょうがないなー、大サービス」
そう言って撮影の時のような顔を作ってくれる
＿＿＿ぱしゃ
「じゃあAちゃんも」
＿＿＿ぱしゃ
彼のカメラに、寝起きでオッパのシャツをきた私が収まった
「いひ、宝物げっと〜」
結局私はこの人に甘い。本当の自分をさらけ出してしまう
そうして自分も甘えてしまうのだ。
「砂糖には、麻 薬に似た依存成分があるんですって、」
「お？」
それはまさに彼のことだと思った
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mila.(プロフ) - 月のひかりさん» 他の作品でもコメントくださりましたよね、ありがとうございます、、！嬉しいです。気ままに更新頑張るので、楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2019年11月22日 23時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - りんかさん» りんかさん。コメントありがとうございます。返信遅れてごめんなさい、、とっても嬉しいです！誰と結ばれるのか、楽しみに待っててもらえると嬉しいです。続編に移行しましたので、今後もお付き合いくださると幸いです(^^) (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
月のひかり(プロフ) - あーーもう本当に大好きです、このお話！！！ (2019年11月20日 22時) (レス) id: 29553fe515 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 主人公はテヒョンと結ばれるのですかそれともそれとも、、うぅ、、続きが常にきになります！これからも楽しみにしています^_^mila.さんのペースで更新頑張ってください！ (2019年11月20日 21時) (レス) id: b1eff33979 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - めぐさん» めぐさん、ありがとうございます。とても嬉しいです。楽しみにいていただけるよう、更新頑張りますね！ (2019年11月20日 2時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2019年11月1日 8時
