ep.80 ページ31
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V side
「…おっぱ、今日、何かありましたか」
こてんと首を傾げるAちゃん
僕は彼女の腰に腕をするりと回してそのまま押し倒しグリグリとお腹に頭を押し付けた
「わ、テヒョンオッパ、…！」
「…筋肉ウサギにキレられた」
「え」
「……僕泊まるもん。ここ。帰らないもんね」
なんとなく察したようで、そっと僕の頭をAちゃんの手が撫でた
「…ウサギさんは寂しいと死んじゃうんです、きっとオッパがいなくなるのが寂しいんですよ」
「ちがうよ。あいつは僕が遊んでるって思ってんの」
それに＿＿＿
この前Aちゃんが過呼吸になった時のことを言われた
“Rouは俺もの、って言いましたけど、Rouはモノじゃない”
“…誰よりも自分の所有物みたいにしてるグガに言われたくない”
“ハァ？”
だってそうじゃん、お揃いのピアスなんてして。さも自分の物みたいに連れて歩いてさ
「Aちゃん。」
「はーい？」
「僕は、あいつみたいに君を縛ったりしないからね」
「…」
「ねぇ、知ってる？あいつがしてやれない ‘悦楽’ を、僕なら味あわせてあげられるんだよ？」
「あｯ、…テヒョ、！//」
スウェットを押し上げて、陶器みたいに綺麗なお腹にちゅ、と口付けると、ビクンと身体を震わせる
そしてするりと腰に左手を回す
「ひぅ、…っ」
そのまま唇をお腹に這わせて、どんどん上に服をたくし上げる
「ま、待って…、おっぱ、…やっ、！」
ギュッと目を閉じて耐えるAちゃんに、僕の血も騒ぎ出す。ああ、グガのせいだよ。今日はこんな獣になるつもりなかったのに
鎖骨にキスして
「…ここ、美味しそう」
首をつい、と撫であげると小さな声が漏れる
首に吸いつかれるって思ってるんでしょ、だからしてあげない
「…ぁ、！//」
カプ、と耳を噛む。耳たぶにはグガがあげたピアス
「ねえ、今はこれ外してもいいよね」
それを外してホールごと舐めあげるとさらに体を震わせた
「…溺れちゃえばいいんだよ。僕も、Aちゃんも。誰がなんと言おうと、僕たちは、僕たちの世界を生きればいい」
うさぎの言うことなんて聞きません。
僕は束縛しない、と言ったけど嘘だ
こうして、RouじゃないAちゃんの心に首輪つけて、いつも離れていかないように僕がリードを握ってたいんだから
自分の中にある狂気に近い独占欲
「…僕を嫌わないで。」
こんな薄汚れたネズミみたいな心を
Aちゃんは受け止めてくれる気がした
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mila.(プロフ) - 月のひかりさん» 他の作品でもコメントくださりましたよね、ありがとうございます、、！嬉しいです。気ままに更新頑張るので、楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2019年11月22日 23時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - りんかさん» りんかさん。コメントありがとうございます。返信遅れてごめんなさい、、とっても嬉しいです！誰と結ばれるのか、楽しみに待っててもらえると嬉しいです。続編に移行しましたので、今後もお付き合いくださると幸いです(^^) (2019年11月22日 23時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
月のひかり(プロフ) - あーーもう本当に大好きです、このお話！！！ (2019年11月20日 22時) (レス) id: 29553fe515 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - 主人公はテヒョンと結ばれるのですかそれともそれとも、、うぅ、、続きが常にきになります！これからも楽しみにしています^_^mila.さんのペースで更新頑張ってください！ (2019年11月20日 21時) (レス) id: b1eff33979 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - めぐさん» めぐさん、ありがとうございます。とても嬉しいです。楽しみにいていただけるよう、更新頑張りますね！ (2019年11月20日 2時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2019年11月1日 8時
