ep.35 ページ36
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ジョングクside
事務所に寄ったら「Rouくんいるよ」ってスタッフさんが教えてくれた。僅かなプライベートでも一番会う後輩。
チラッとレッスン室覗いたら、白いTシャツを着て汗を垂れ流してるRouがいた。
必死に踊ってる。
ヒョンたちのいう通り、彼のダンスは全くもって力強さも、しなやかさも、色気だってないのに。
目を引くのは、もう才能なんだと思う。
ちょっとVヒョンに似たものを感じる。所謂天才ってやつ。
そのまま自分は打ち合わせとかいろいろ、別の部屋でやって。
そろそろ頃合いかとまたレッスン室を覗く。
「…まだやってんの」
もう雨を浴びた人みたいになってるくらい髪もビッシャビシャになって。必死に鏡見て踊ってた
「…待ってやるか、」
しょうがない。可愛い弟のためだ。一緒に帰りがてらアイスでも買ってやろう、って。
自分は飲み物買って、空き部屋で作詞でもしようと携帯のメモを開いた。
＿＿＿＿2:00
深夜。さすがにもう声をかけよう。
そう思ってレッスン室の扉を開けたら、床に寝転がって寝息立ててるRouがいて
「…こんなとこで寝たら風邪ひくよ」
そう言いながら近づくと
「っ、!!?//」
ぺらり、とめくれている腹部のあたりのシャツ。
そこから陶器のように滑らかな綺麗な肌が見える。
＿＿＿ごくん、
と唾を飲み込む。
「ｯ、」
それこそ見ちゃいけないもの見てる感じだよ。なんだこれ。
触れたい。けど、触れるなんて、相手は男だ。ましてやまだ成熟しきってない男の子。
はぁー、落ち着け、自分。疲れてるんだ、きっと、
「にしても、」
俺みたいにバッキバキに割れてるんじゃないし、なんなら綺麗な曲線。
「ああああ、本当勘弁して…！」
グッと捲れたシャツを下ろしてやって、「ふぅ」と大きく息を吐くと、そのまま横に寝転がって、汗でビッチョリの彼の顔をタオルで拭ってやる
「…本気で弟みたいだ(笑)」
小さな体。抱き寄せたら汗とRouの柔らかい匂い。
ほっそいお腹。
守ってやりたくなる。
そんな存在。
Rouに寄り添って抱き寄せたら、「ん、」と小さな声を漏らした。
あー、なんでこんなに構いたくなるんだろう。
そのまま2時間ぐらいうとうとして。起きたら抜け出そうとするから腕を引っ張った。
俺が待ったのに勝手に帰らせたりなんかさせない。
そしたら爆弾落とされた。
俺が憧れ？
びっくりしすぎて「んごっ、」ってブタっ鼻鳴った。
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mila.(プロフ) - かむりさん» ありがとうございますー！！嬉しいです！ (2019年10月31日 12時) (
レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
かむり - あー！最高です！！！！ (2019年10月30日 5時) (レス) id: d90aae6f87 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - テテLOVEさん» わー、嬉しい！楽しみにしてくれることが一番嬉しいです！！期待に添えるように頑張るね(^^)Rouがこれからどうなるか、ぜひ待っていてください！ (2019年10月30日 1時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
テテLOVE - 今日も朝から読みました！！！ すごいおもしろいです！ 続きがたのしみだよーーー (2019年10月29日 7時) (レス) id: 817c01a749 (このIDを非表示/違反報告)
mila.(プロフ) - テテLOVEさん» テテに迫られたら…と思うといてもたってもいられないですよね(笑)楽しみにしていただけてるのがとっても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年10月29日 1時) (レス) id: 488172c492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mila.
| 作成日時：2019年10月22日 17時
