スコープのその先に【実況者】 (ページ17)

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十六人目ページ17

ASide

ゾ「ンフフwじゃあ決まりやな…オイお前」

そう言って男の方を向く。

男はペンダントを握りしめゾムの方を見る

ゾ「今回は見逃してやるわ…ただし二度と俺らの前に現れんな」

男「はっ…はいっ!!」

男はゆるゆる立ち上がり肩を抑えながら私の目の前へ立つ

男「ほんっとにありがとう…この恩は絶対に忘れないよ」

男はほのかに笑う。

『いえ…娘さんのためにもちゃんと仕事選んでください』

男「！ああ、じゃあ…さよならだ」

『はい…』

そう言って男は暗闇に消えていった。

ゾ「じゃあおとなしく来てもらおか」

『…はい』

ショ「そういえば名前なんて言うんスか？」

『…Aです』

ゾ「A…知らん名前やな、どこの殺し屋なん？」

『一人です』

ゾ「…嘘やな、この耳についてるイヤホンなんや？」

『…依頼主と連絡をとっていたのですが切られました。裏切られたんですよ』

ショ「今回のターゲットは誰だったんです？」

『それを依頼主本人から直接聞く内容だったのですが生憎通信が途切れたので』

ゾ「ほ〜ん…まぁええわ！そういえば自己紹介まだやったな！俺はゾムやっ！」

ショ「改めてショッピと言います」

『よろしく』

ゾ「おんおん…じゃあ早速やけどここらの奴ら殺ってくれへん？」

ショ「俺たちは下の奴らやりますか。」

ゾ「ショッピ君先行ってくれ…A」

『はいっ…』

ゾ「もし何か変な動きでもしてみ。次は遠慮なく殺るから(ボソッ」

『っ!?……はい』

彼はもしかしたらなにか気づいているのかもしれない…。

気は抜けられない。

ゾ「じゃっ！期待してるで〜」

『……クソッ』

私は言われたとおり暗殺者を殺す。

彼らに情けはかけられない。

ゾムにショッピ…彼らはマフィアの中にいる暗殺部隊で間違えないだろう…

じゃなきゃ彼らを殺るメリットがないのだ。

私はライフルで頭を撃ち抜く。

…どれくらいだっただろう?私は屋上のスナイパーを全員殺るとゾム達は誰かと話していた。

ゾ「全員殺ったで…おん…大丈夫や…問題ない」

ショ「…ってことだし…もうやりますか？」

ゾ「…せや、おんおん…りょーかい」

2人は会話を終わったのかこちらを向く

ゾ「じゃあ行くで」

…何処に？アジトか??…隙あらば逃げよう……

ショ「逃げないように気絶させます？」

ギクゥッ!!ショッピには心が読めるのか？

ゾ「いやそこまで遠くないわ」

……？