スコープのその先に【実況者】 (ページ14)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:4,315 hit

十三人目ページ14

ゾ「ボウズお前名前なんて言うん？」

『…………………………』

ボウズ…？もしかして私の事男と思ってる？

ゾ「答えないんか…まぁええけど」

ショ「この銃も凄い高性能なヤツやし…結構有名な暗殺者なんじゃないっスかねぇ」

ゾ「体つきもええし…よしっ！ショッピ君!!ええこと思いついたで!」

ショ「なんすか？ゾムさん」

ゾ「コイツを俺たちの仲間にせぇへん!?」

はぁ!?そんなの無理に決まってるでしょ！

ショ「あぁイイっスね、トントンさんにはなんて言います？」

ゾ「黙って連れてけばええやん」

ショ「そっスね。…ってことでちょっと寝ててください」

!!そういった途端背後から殺気を感じ前に飛ぶ

後ろを振り向くと紫色のヘルメットをかぶった男が微かに笑った気がした。

…っと後ろを向くときに小型銃を取り出す。

『…………………………』

ゾ「ほぉ〜…今の攻撃をかわすんか」

ショ「しかも避けながら武器を取り出すなんて…コイツ只者じゃないっすね」

彼らを今すぐにでも撃ち殺したいが彼らにはまるで隙がない…

ゾ「ンフwショッピ君傷つけないでクレメンスやで!」

ショ「もちろんっスよ」

『……っ…！』

二人が同時にこちらに向って走ってくる。

距離が短すぎるため撃てるのは一人だけ…

どうする…二人ともかなりの手練だ……

それに接近戦なんてしたことない。

バァンっ!!

鼓膜が破れるような破裂音が耳に届く。

私が撃ったのはゾムでもショッピでもなく…

更に後ろに潜んでいた別の人間に向けて撃った

ゾ・ショ「!!??」

『油断してましたね』

男の肩に銃弾を打ち込んだため、まともに重たい両手銃を持てないようだ。

男「っクソ!!なんでバレたんだ……」

『……音…ですかね？銃を構えるとき銃弾のカランって音が聴こえたんですよ』

ショ「全く分からんかったわ…」

ゾ「ん？コイツ…この前俺たちの縄張りに踏み込んできた無礼者やん」

男「あっ…こ、殺さないでくれ……」

ショ「コイツ需要指名手配者じゃないっスか…」

ゾ「はぇ〜…こんな奴生きてる価値ないわな」

…と言ったゾムはどこから取り出したか分からないが拳銃を男の眉間に突きつける

男「!!や、やめたくれっ!!!……頼む…！金は出すから」

ゾ「金がないから、もの盗んだんやろ？金がないから人殺したんやろ??」

男「そ、それは…………」

ゾ「はい死ねや」

バァンッッ!!!