【ゾム×ロボロ】ロボロは俺の猫 *よもぎ餅様リク※ ページ4
※ヤンデレ注意
*********
暗く冷たい無機質な部屋で俺は1人佇む。
いつからこうなってしまったんだろう。
俺の手足には枷、首には首輪。所々についた噛み跡、ゾムの名前。逃げ出したいのに、逃げ出せない。
あの視線からは、逃げられない。
「ロボロー、ご飯の時間やで」
不気味にドアの音を開けて、満面の笑みで入室してくる。でも、目は笑っていない。
ゾムの目に光なんて無い。おぞましい程のドス黒い独占欲と支配欲、執着心の塊だ。
数ヶ月前まではまだ明るさがあった緑がかった目も、今じゃ濁りきって明るさなんてなかった。
「ねぇ…」
「なんや?」
「大先生達は…?俺、皆に会いたいねん…」
そう言った途端、更にゾムの目が黒みがかったような気がする。黒みがかった瞬間ゾムは激怒した。
「なんでや…?なんでロボロは俺以外の名前を呼ぶん?ロボロは俺以外見ちゃダメや。絶対、絶対ダメなんや!」
そう叫びながらじりじりと俺に近づいてくるゾムは狂気そのもの。
もう俺はゾムに逆らう気もなくなった。
諦めたようにして目を閉じる。すると、パチンッと音がした後、頬に鋭い痛みが走った。思わず頬を手で抑える。
「ロボロ、ロボロはな、俺の"猫"なんや。で、ロボロの主は俺やねん。それは分かるやろ?」
「………」
いつもそうだ、ゾムは俺を暗示するみたいに、洗脳するみたいに問いかけては俺の猫って呟いてくる。
俺は、ゾムの猫なんかじゃない。
「ロボロは俺以外考えちゃダメや。俺だけを見るんや。ロボロの眼中を俺だけにして欲しいねん」
しゃがみこんで俺に付けられた首輪を撫でる。
ゾムは俺に対しての愛情の注ぎ方が普通とは違っている。歪んでいるんだ。
「………」
普通の愛し方を知らないゾムが可哀想だから、仕方なくゾムの望みを受け止めてあげる。
俺はゾムの目を見たまま、背中に腕を回した。
「…ロボロ…っ…」
そう呟いたゾムの声は、狂気と喜びで満ち溢れていた。
*********
オチに迷った結果こうなった。
過激系じゃないヤンデレは初めて書いたので色々おかしいかもしれないです(苦笑)
よもぎ餅様、リクエストありがとうございました!
【コネ×ショピ】好きなのに *兎危@子兎様リク→←【グル×トン】寝ぼけてる時は *HOI様リク
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🕊️🌿 - 初コメ失礼しますm(_ _)mリクエストで、ショッピくんが高熱で倒れるのが見たいです!できれば嘔吐ありでお願いしたいです(*‘ω‘ *) (9月22日 2時) (レス) @page28 id: 7d2555b9b8 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - ut受け最高すぎる!!!!♪♪♪♪♪♪♪♪ (5月28日 12時) (レス) id: 56e71e75b2 (このIDを非表示/違反報告)
雨やどり。 - 初コメ失礼します!表現仕方や言葉使いなど、凄い大好きです!推させて頂きます♡ (2023年2月13日 5時) (レス) @page39 id: 7226bc51c4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - はじめまして!コメント失礼致します。私はよくピクシブの方見てるので、移行されるのであればついていきます!! (2023年1月1日 19時) (レス) @page39 id: 68da594d82 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - ദി ᷇ᵕ ᷆ )♡ (2022年9月7日 21時) (レス) @page15 id: 1c3b522674 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Iris(アイリス) x他1人 | 作者ホームページ:( ˘ω˘ )スヤァ… ( ˘ω゜)… ( ˘ω˘ )スヤァ…
作成日時:2018年12月19日 1時