【wrwrd!】*BL短編集*

【エミ総受け(という名のゾムエミ)】もっといじめて *ペンギン様リク※ ページ23

※SM注意


＊＊＊＊＊

「……う」

「…ふふふ…っ、似合うやん」

俺は今罰として首輪を付けられている。
もちろん鎖付きのものだ。

ついでに手足は縛られているため、身動きが取れないのだ。…でも、嫌、じゃない、と思うのは何故だろう。

自分の性格について考えていると、いきなりゾムに鎖を引っ張られそのまま引き寄せられた。

「エミさん、もしかしてこれで喜んどるん？」

突然の圧迫感とゾムの冷たい声にゾクッとしながら身体を震わせていると、今度は頭を足で地面に押さえつけられぐしゃぐしゃと強く髪を撫でられた。

「…っ…ん」

「…やっぱ喜んでる」

ニヤリとゾムが笑い、俺を弄ぶみたいに腰や鎖骨、太ももを指先で撫で始める。

「は、う…ぁ」

「んはっ、これ楽しいわ」

自分じゃ想定できもしないいやらしい喘ぎ。
欲望に満ちた身体。
そしてゾムのドS神経ありあまる行動に喜んでしまっている自分。

狂いそうになるぐらいの、快感。

「あ"…ｯ」

深海に堕ちてくみたいに揺らぐ意識を、強制的に釣竿で引き上げたのは他でもないゾムだ。

頬がヒリヒリと痛む。それすらも快感に変わってしまった。


「あー……たのし」

ニヤ、と熱を含んだ怪しげな笑み。
止むことのないゾムの手。

俺はされるがまま、罰(褒美)を受け続けた＿＿＿。




その後、俺とゾムの関係性が変わったのは言うまでもない。


＊＊＊＊＊＊＊＊
どうしてゾムエミになってしまったんだ……。
予定としてはエミ総受けだったはず……。

……ずい"ま"ぜん"でじだあ"あ"あ"あ！！！！

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