【wrwrd!】*BL短編集*

【コネ×ロボ】お前だけが *よもぎ餅様リク ページ12

えーっと、よもぎ餅様からのリクエストとしては「あまあま」というものだったのですが…
少し内容を変えさせて頂きます…ごめんなさい。
(あまあまのネタがあああ)
最後に言えなかったので今言います
よもぎ餅様リクエストありがとうございました！

＊＊＊＊＊＊＊＊

それは 俺がコンビニに行った時の事だった。

コネシマと誰か知らない女が一緒になって道を歩いていたんだ____。




「うし。じゃあ俺ちょっと出かけてくるわ」

「ん、いってらっしゃい」


最近コネシマが出かける事が多くなったような気がする。少なくとも気のせい…ではないだろう。


でも俺はコネシマを疑ってる訳でもない。
アイツが浮気なんてしないって分かってるから。


コネシマが居なくなったこの部屋の中は寂しいぐらい静かで、退屈と暇で死にそうだったため
飲み物でも買いにとコンビニに行くことにした。


何買おう。コネシマが好きなプリン、こっそり買って置いといたらアイツ喜んでくれるかな。

なんてほわほわと行く途中で考えていた。




自分の飲み物とプリン、軽い軽食を取るためのおにぎり。それらがビニール袋に入れられたものを手にぶら下げて、喜んでくれるかな、とニヤニヤした口元をマフラーで隠しながら らんらんと歩いていた。


ほわほわとした気持ちを抑えながら、俺は微かに聞こえたコネシマの声と姿に身体を傾けた。

そこにはやっぱりコネシマがいて、声をかけようと口を開いて手を上げた。


___だが、それはコネシマの隣にいるやつの姿を視認した途端、やる気が失せてしまった。


紫目紫髪のショートでコネシマと比べて圧倒的に背の低い可愛げな雰囲気を齎した女性が、そこにはいた。


2人で仲良く道を歩いているのを見た瞬間、反射的になのかなんなのか物陰に隠れてしまった。


__浮気


そんな言葉が脳の中を駆け巡りながら
コネシマが俺を捨てて浮気した理由をグルグルと探す。

なんで、なんで。

頭の中は浮気とコネシマの事だけで埋まってた。
脳裏にコネシマの姿が、表情が、動作が、声が、浮かんでは消えてを繰り返している。


嫌なものを 見てしまった


最終的には謎の喪失感で脳の中は埋まってしまっていた。暗く沈んだ気分で家に戻る事にした。

でもやっぱり、コネシマのこと好きなのは変わらなかった。






「ただいま」

「………」


数時間後、コネシマは帰ってきた。
コネシマの着けている服にはあの女の匂いでもついてんのかな。



＊＊＊＊＊＊＊＊
続きます

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