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F ページ6

「そっか…あ、そろそろチャイム鳴るね。」


「おれ、先帰るね。有岡くんは授業始まってからおいでよ。」


「なんで?」


「さっきからそればっかり…二人とも同じ時間に消えて、同じ時間に戻ってきて、二人とも保健室行ってました。って言ったら色々誤解産むでしょ?」


「そうなの?」


「有岡くん…」


「うそうそ。ふふっ、ちょっとからかっただけじゃんか。うん、そうする。」



ちょうどその時、チャイムが鳴って遠くからざわざわ生徒の声が聞こえてくる。



「じゃあおれ行くね。」


「ん。また後で。」



笑って手を降った有岡くん。

戸惑ったけど、振り替えって手を振ると、嬉しそうに振り替えしてくれた。




けれど、有岡くんは授業が始まっても教室に来なかった。

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作者名:香音 | 作成日時:2017年10月22日 11時

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