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そうして一歩、踏み出すと視界が揺らいだ
『は、』
そして足元から崩れ落ちるように倒れこんだ
頭がうまく回らない、酸欠かッてくらいの目眩、
ぱねぇッ、
宮崎「ちょっ！大丈夫！？！？」
片腕を押さえながらこちらに寄ってくる宮崎さん
心配そうにこちらをみてはオロオロしている
うわー、絶対あの一撃でなんかの術式喰らったよね、
一級にしちゃ手応えないと思ったもん、
死に際に当ててきたな、、
人間の呪力を吸い取るとかいうタイプか？
全然使ってないのにもうあと少ししか残ってない…
『大丈夫ッ、ちょっとアイツの術式が厄介だっただけ、それよりはやく腕かして、治すから』
あ”ー頭痛い、体だるっ、
多分このまま寝ちゃうから早く腕かして欲しいんだよね、、
宮崎「、、ちょっと、肩かりるわね」
『え？』
そういって切れていない方の手で私の肩を押さえた
そのまま目をつむる
宮崎「呪力付与、」
そう宮崎さんが言葉を唱えた途端、わずかながら私の体に呪力が流れ込んだ。
これが、この子の術式、、、？
使い道は便利そうだから結構いい感じなんだろうけど呪力量があまりにも微量だからあんまし強くなかったのか
おまけに体術レベル３ぐらいだし。
でもやっぱ、いい術式だなぁ、前線にはたてないけど硝子さんも呪力の付与は専門外だしね、
なんて思いながら呪力付与が終るのを待つ
宮崎「できたっ、これくらいでいい？でないと私が倒れちゃう」
『うん、ないより全然マシ、ありがとう』
そういって与えられた呪力と私の残りの呪力を融合させて宮崎さんの腕を治していく
そして一つお願いをした
『多分、宮崎さんの傷を治し終えて、私の傷も治し終えた頃にはまた呪力切れと敵の術式の副作用かなにかで寝込むってか倒れると思うの。絵心さんは忙しいだろうから凛を呼んできてくれない？お手数だけど、トレーニングの一貫として頼らせてもらおうと思って。』
宮崎「わかったわ、それだけでいいの？」
『んーっとじゃ、私が起きたら私の部屋に来て』
宮崎「部屋にいけばいいのね、わかった。」
ふぅ、そろそろ終る、、よし。
ホッとしたのも束の間、そのままスゥっと意識が遠退いて、重い瞼を閉じたのだった。
＿＿＿＿＿＿＿
side宮崎
あの子が倒れて、私は直ぐに部屋を出た
糸師凛を探すために。
正直、今まで私はあの子があんなにも強いだなんて知らなかった。
だから舐めてたの。
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むーくん - 音ちゃんさん» えぇ、嬉しすぎます😭😭続きもちょっとずつ更新するので見てください❤🔥 (4月16日 22時) (
レス) @page48 id: fa8725e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
音ちゃん - おもしろい…！！！もっともっと人気になってほしいです！！！応援してますね！ (1月10日 17時) (レス) @page50 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むーくん | 作成日時：2023年4月10日 19時
