監獄と呪術師【青監】【呪術廻戦】

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『虎杖、、、、』




目の前に広がるのは心臓が入っていたであろう場所に穴が空いている虎杖の死体




仲間が死ぬのはたくさん見てきた





でも友達が死ぬのはそれ以上に辛いんだね、





失望のあまり、乾いた笑みが漏れてしまう





それを見逃さなかった五条先生は軽く私の背を擦ってくれた





家入「Aも来たな。始めるぞ」





五条「、、役に立てなよ」





家入「ん、当たり前じゃん。私のこと誰だと思ってるの」





『、、、』





いままでの虎杖との思い出が蘇る





短い間だけど、楽しかったよぉ、虎杖。





そう思って目を伏せた




その時




伊知地「ぅ、え？あ、」




伊知地さんの慌てた声




軽くなった空気




そして、




虎杖「うゎ、俺フルチンじゃん！」




死んだはずの虎杖の声




『は、？ぇ、』




思わず目をあけて視線をあげると、




『いた、、どり、』




虎杖「あ！Aじゃん！久しぶり！」




ニッと笑ってそう語りかけてきた




ぃ、生き返ったの…？




まぢ？




急に目頭が熱くなった





ないてんの？私、





涙で視界が歪んだのを隠すように生き返った虎杖に飛び付く




それでも居たたまれなくなって声を発する





『〜ッ、次死んだら許さないからねッ、心配させんなばーーかッ！』





抱きついてびーびー泣いている私の頭を軽く撫でながら




虎杖「ごめんなぁ、」




もらい泣きしそうな虎杖の声色が染みたのか、




伊知地さんも泣き始めた





幼稚園かここ。




原因私だケド、




そんな雰囲気に似合わない真剣な声





五条「あぁ、悠仁、宿儺なんか言ってた？」





五条が縛りかどうかを確認していた




虎杖「んぇ、？言ってたよーなー、言ってなかったようなー、、。、、覚えてない！」





五条「、、、そうか」





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