シスコン兄と溺愛幼馴染

日常と書いてちゃばんと読む ページ2

？「A〜！早く学校行こー！」

？「ちょっと待て！お前とAが一緒に登校することを許可した覚えはないぞｯｯｯ！」

？「え〜。いいじゃーん。幼馴染なんだし！」

？「いや、幼馴染だからってやっていい事とやってはいけない事があってだな…」

玄関前で繰り広げられる茶番は僕が中学生になり電車で通学するようになってから毎朝のように繰り返されている。
もうかれこれ2年半は経ってるぞ…？

『はぁ…。毎朝毎朝同じような茶番しててよく飽きないねあんた達…』

僕が言うと茶番してた片方、らっだぁが目をキラキラさせながら言う。
わぁﾏﾌﾞｼｨ☆

rd「あ、A！！早く学校行こ〜！」

すかさずもう片方である兄・ぺいんとが首を突っ込んでくる。

pi「いや待て！Aは俺が送って行く！だがしかしお前は歩きで行け！」

rd「いやいや。高校生にもなって送りはいやでしょ。ね？A！」

pi「いーや！俺の妹はそんな事言わないｯｯｯ！」

ｶｰﾝ！
さァ始まりました茶番第2ラウンド！
実況、解説は私Aでお送り致しますｯｯｯ！
いつもと変わらずギャイギャイと騒いでいるｯｯｯ！
…って。こんな事やってる場合じゃねぇわ。

『二人とも。見て。look。』

スマホの画面を時計を表示させ、二人に見せる。
時計が示してる時間・7時45分
家出なきゃアカン時間・7時35分
YA☆BA☆I
rd「ヤバっ！？A急げ、ダッシュだぁｯｯｯ！」

pi「あ、待ってA弁当持った！？『持った！』じゃあそいつと一緒ってのは気に食わんけど急いで行ってこい！」

『行ってきます！』

全力ダッシュで駅へ向かう。

rd「急げぇぇぇぇ！」

『遅刻だけは嫌だァァァァァ！』

傍から見たら変人だけどここらだと毎日のように起きてる事。
なんならこの叫び声がアラームになってるらしい…



どこぞのウ○ップさんみたいだね☆
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ここまで読んでくださりありがとうございます☆
続きも楽しみにしててねぇ〜！

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