ある日の放課後 ページ21
.
気付けば季節は嫌いな雨ばかりの梅雨が過ぎ、夏手前になった。
相変わらず放課後、ソクジン先輩と微妙な距離を開けながら下校していると
それは突然だった。
JN「今日、僕の家来ない?」
『は?』
今、この人なんて事を言ったんだ?と、先輩を見上げると、キョドりだす先輩。
JN「あ、いや…変な事考えては無いよ!!」
『はい?…何を言ってるんですか?』
JN「一緒に観たい映画があってさ、Aなら一緒に観てくれるかなって」
『ソア先輩と観ればいいじゃ無いですか』
何で私なのか理解出来ない事からの、咄嗟に出た言葉。そんな私の言葉に先輩は私の手首を掴むと小さく「あいつが好みの映画じゃ無いんだ…」なんて呟き、少し悲しそうに笑う
だからほんの少しイラっとした。
なのに私の気持ちなんてまるで分かってない先輩は私の手首を掴みずんずん帰宅路を進んで行き
嫌だと呟いても、手を上下にブンブン振っても解放してくれなくて
JN「着いたよ。」
学校からソクジン先輩の家はそう遠くは無く
気付けば立派なお家が目の前に立っていた。
.
725人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - 架純さん» コメントありがとうございます。返信だいぶ遅くなってしまい申し訳ありません!そう言って頂けて嬉しい計りです…最後までありがとうございました。 (2020年6月7日 19時) (レス) id: 7e4da3a66e (このIDを非表示/違反報告)
架純 - ごめんなさい。完結です。本当に更新されるのが楽しみな作品でした!最後まで読むことができて幸せでした。 (2020年5月11日 23時) (レス) id: 5bc4c38947 (このIDを非表示/違反報告)
架純 - 間欠、お疲れ様です。惹かれる、素敵な作品を読ませてくださり、ありがとうございました! (2020年5月11日 23時) (レス) id: 5bc4c38947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 舞子さん» 舞子さんコメントありがとうございます。もう、その様に言って頂けて嬉しく有難い計りでございます。更新中々出来ずでお待たせしてしまいすみませんでした。私もまた彼らを描けたらと思っております。最後までお読み頂きありがとうございました。 (2020年5月11日 3時) (レス) id: 53c331a9e9 (このIDを非表示/違反報告)
舞子(プロフ) - 葵さん、素敵な作品をありがとうございました。偽物彼女の世界観に浸れた日々はとても幸せでした。ユンギくんの気持ちが最後に切なく描かれて涙が出ました。またどこかで彼らに会えたら嬉しいです。お疲れ様でした (2020年5月11日 3時) (レス) id: acc8d9f98e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2020年2月10日 2時