なんで ページ20
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廊下で少し立ち話をして、一緒に帰ろうとなりナムジュンと2人、下駄箱を出た時だった
「A」
『え……ソクジン、オッパ』
何故かもうとっくに帰っている筈であろうソクジン先輩が居た。
花壇に腰を下ろしこちらを真っ直ぐに見つめていてその表情は あまり良くない物だ。
…なんか、先輩怒ってる?
そんな事を思いながらその場で止まって居ると、ゆっくり腰を上げ私達の方に歩いて来た先輩は
腕を引っ張り、私をナムジュンから遠ざけた。そんな先輩にビックリする私とナムジュン
JN「ごめんね、Aは僕と帰るから。」
そうニコリともせずにナムジュンに言い放った先輩に「あ…はい、じゃあ」なんてそそくさとその場を去るナムジュン。
ナムジュン…行かないでくれ…なんて、彼の遠のいて行く背中に頭の中で呼び掛けるも無意味。
JN「職員室行ったの?」
『…はい。』
JN「ふーん、僕さずっと待ってたんだよ。Aの事。」
『先に帰って下さいって言ったじゃないですか』
JN「だって帰りたかったんだよ、一緒に」
面倒臭い人だな…なんて思ってしまう。これ以上期待してしまいそうになる事をしないで欲しい。
そんな事を心の中、呟くと、すっと伸びて来たソクジン先輩の指先がふわりと私の髪を撫でた。
なんだと、先輩を見上げるとニコリと笑って居る先輩
JN「それからさ」
JN「僕以外と帰るのは禁止ね」
先輩、それはどんな理由からの発言ですか
なんて、今の私には聞けなかった。
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葵(プロフ) - 架純さん» コメントありがとうございます。返信だいぶ遅くなってしまい申し訳ありません!そう言って頂けて嬉しい計りです…最後までありがとうございました。 (2020年6月7日 19時) (レス) id: 7e4da3a66e (このIDを非表示/違反報告)
架純 - ごめんなさい。完結です。本当に更新されるのが楽しみな作品でした!最後まで読むことができて幸せでした。 (2020年5月11日 23時) (レス) id: 5bc4c38947 (このIDを非表示/違反報告)
架純 - 間欠、お疲れ様です。惹かれる、素敵な作品を読ませてくださり、ありがとうございました! (2020年5月11日 23時) (レス) id: 5bc4c38947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 舞子さん» 舞子さんコメントありがとうございます。もう、その様に言って頂けて嬉しく有難い計りでございます。更新中々出来ずでお待たせしてしまいすみませんでした。私もまた彼らを描けたらと思っております。最後までお読み頂きありがとうございました。 (2020年5月11日 3時) (レス) id: 53c331a9e9 (このIDを非表示/違反報告)
舞子(プロフ) - 葵さん、素敵な作品をありがとうございました。偽物彼女の世界観に浸れた日々はとても幸せでした。ユンギくんの気持ちが最後に切なく描かれて涙が出ました。またどこかで彼らに会えたら嬉しいです。お疲れ様でした (2020年5月11日 3時) (レス) id: acc8d9f98e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2020年2月10日 2時