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『っ!??…ジミ…ンくんっ』
熱があるからだろうか…、ジミンくんの唇も舌も私の肌に少し触れる鼻先や肌も全てが熱を帯びて居て…どんなに胸を押したり身体を逸らそうとしてもそれ以上の力でぎゅっと私を包み込み解放してくれ無い
キス何て慣れて無い私は酸素を上手く取り込む事が出来ない…、ぎゅっと瞑った瞼をゆっくり開くと視界一杯に映るジミンくんのまつ毛と閉じられた瞳。そんなジミンくんの瞳が薄っすらと開き私を捉えた瞬間、カッと顔全体が熱くなり私はぎゅっと目を瞑った。
キスからやっと解放された頃には顔全体が熱を帯びていて頭がクラクラして酸素を取り込むのに一生懸命息を吸って…身体に力が上手く入らない状態になって居た
そんな私をジミンくんは軽々と持ち上げベッドの中央に座り、今度は対面に…向き合う形に私を膝の上に乗せた。ふらふらして思わずジミンくんのシャツの胸辺りを掴むと、ゆっくりと私の頰を暖かい柔らかい左手で優しく撫で、目を少し細めて
JM「…Aは出会った時から変わらないね」
そう優しく呟いたジミンくん
『はぁ……っ、ジミンくん』
JM「俺はこんなに変わったのに…、ムカつくよ」お前のその素直さが、そう呟いて私の首元に顔を埋めスルスルと私のシャツの中に手を入れるジミンくんに身体が跳上がる
『やっ』
JM「ねぇあの男に何処触られたの?オッパに言ってごらん?」
『!?…っ』
JM「何?…同い年だけど僕の方が先に生まれたから皆んなに変って言われてもオッパって呼んで…、そう僕が言った事覚えて無いの?」私の首元から顔を上げ真っ直ぐに私を見つめてそう優しく呟き、私の腰やお腹を撫でるジミンくんの手に今度は身体が震え出す
こんな時に初めて会った日のその言葉をそんなに優しく呟いて…ジミンくんは何を考えて居るの?
JM「…ねぇ、早く」
『!…ぁ、っジミンく』
JM「A」
『っ、………ぉ…オッパ…』
私の口から小さく震えて出たその言葉に、ジミンくんはふっと、口角を少し上げるとぐっと私を引き寄せ、また唇を塞いだ。そのキスはあまりにも優しくて…何故か胸がきゅーっと締め付けられる
何秒か後、舌を抜き私の唇を解放したジミンくんは、私を真っ直ぐ見つめ優しく
JM「…Aは、本当可愛いね」
そう呟いた。
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます! (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん()さん» いつもコメントありがとうございます!嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)! (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…!! (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - この小説大好き!ドキドキが止まらない! (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです!!ありがとうございます!頑張ります! (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2019年9月13日 0時