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教室に着いたけどお目当ての人物は居なくて
少し急ぎ足で下駄箱に向かう。
そして見つけたかと思えば
「え…何してんの？」
俺を見るなり目を丸くしてそう発した彼女に、ほらねと、一人心の中で小さく呟いた。
事の経緯をサラッと説明すれば相当な不機嫌顔で「へー…それでまんまと乗せられて私の所に来たんだ」そう言った彼女に言葉を詰まらせる。
AI「私がそれで納得するとでも思ったの？」
「いや…」
AI「なら戻って」
俺の彼女は頑固だ、こうと決めたら一切引かない。でも、それと同じ位…
「Aは、納得しないよ。俺をここに来させた以上…」そう…やつも頑固な所がある。普段ふわふわして危なっかしい癖に。特に…親友の事となったら余計にだろう、
そんな俺の答えにはぁと、ため息を吐いた彼女は
AI「ねぇテヒョン、あの子を守ろうって言い出したのは誰？」
「俺」
AI「だよね？それに私も賛同した。なのに今、何やってんの君は」
そんな事を相当な呆れ顔で言われたらもう、ぐぅの字も出ない。
黙り込む俺に目の前の彼女はふっと笑い
AI「…テヒョン、私テヒョンの事ちゃんと愛してるよ。…でもね、Aの事ほっとけないの、大切なの、親友としてあの子が。分かる？」
「…うん」
AI「もしテヒョンが私の立場だったら？今どうする？」
「お前と…同じ事すると思う」
そう答えると、ふわっと優しい笑顔になる彼女。
AI「なら戻って。今、Aを一人にさせちゃいけない。」
「…分かった。……なぁ、悲しんでるよ、A。お前が距離置くから」
そんな俺の言葉に悲しそうに笑う彼女
AI「うん…知ってる。私も辛い……でもね、悔しいの。……分かる？この気持ち」
あぁ、痛いほど分かるよ。こんなにもAを親友として愛しく思っているのに何も言わず抱え込みどんどん弱ってく彼女。…きっと言えない位の理由がある事は俺もアインも良く分かってる、それでも一方通行の片想いは辛いもの、それが爆破してしまったアインは、落ち着くまできっとAと関わる事は無理だろう。
でもその位
「お前、本当Aが大切なんだな。」
そう俺が呟けば
AI「当たり前じゃん。大切な親友なんだから」
そう綺麗な笑顔で言った彼女、
そんな笑顔に、あぁ俺やっぱりこいつの事本当好きだと、実感した
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます！ (2019年10月18日 2時) (
レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…！！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - この小説大好き！ドキドキが止まらない！ (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2019年9月13日 0時
