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『、ジミンくんっ…やっぱりこんなの可笑しいよ…ダメだよ!…っ』
JM「…風邪が移っちゃうから?…そしたら今度は僕がAを看病してあげるよ」
優しい眼差しを向けてそうゆっくり呟いたジミンくんに私は顔を一生懸命左右に振る、
『そうじゃ無いっ!…わ、私達兄妹……なんだよ?』なのにこんな事してるなんて…、そう頭の中で呟くとジミンくんは薄ら笑いを浮かべてゆっくり口を開き
JM「もう、僕達の兄妹関係なんてとっくに壊れてるよ。」
JM「それに血は繋がって無いし、元々僕達は赤の他人。家族、兄妹、そんな言葉なんてただの肩書きだよ」
そんなジミンくんの言葉に…何故だろう、胸の中でずっと突っかかって居た何かがスッと消えて行く
『ん、…っ』
JM「もう限界?…僕も限界」
ぎゅっとジミンくんの腕を掴むと「A」と、優しい声色で呼ばれてふわふわする視界の中、視線をジミンくんに向けると
JM「…僕の事嫌い?」
そう優しく…でも何処か悲しそうな瞳で私に問い掛けたジミンくんに胸がぎゅーっと締め付けられる
…なんでそんな顔して聞くの?私の事が大嫌いな癖になんでわざわざそんな質問するの?そんな疑問を頭の中でジミンくんにぶつける
JM「A、嫌い?」
『…っ、…き、嫌いっ』
嘘を吐いた、いつもの仕返し…私に大嫌いと毎日の様に浴びせるジミンくんへの小さな仕返しだ。
なのに…、
JM「ねぇ本当は?」
『!…本当にきら、』
JM「本当に?」
『っ、』
JM「A」
そんな優しい瞳で私を捉えて暖かい柔らかい両手で私の頰を包んで…甘い声で名前を呼ばれてしまったら嘘何てつけない、
『ん、…す……好きっ、ジミンくん好きっ』
そう呟くと目頭が熱くなり視界がぼやけて、私の瞳に映って居たジミンくんがじんわりと歪んだ。
簡単に真実を言った私、そんな私をじっと優しい眼差しで見つめるジミンくんは、優しく微笑み
JM「俺はお前が大嫌いだよ」
そう呟いた。
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます! (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん()さん» いつもコメントありがとうございます!嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)! (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…!! (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん()(プロフ) - この小説大好き!ドキドキが止まらない! (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです!!ありがとうございます!頑張ります! (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2019年9月13日 0時