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ジミンくんの顔を観てぼろぼろと涙を流す私に
JM「…何で居るの」
そう低く冷たい声で呟きゆっくり近付いて来るジミンくん。…私の涙は溢れるばかりで下を向くと目の前に来たジミンくんは凄い力で私の肩を左手で掴み
JM「なんで居るんだって聞いてんだよ！！！！」
そう叫ぶと私の顎を右手で掴み、グッと強制的に私の顔を自分の方へ向かせた
私の顎を掴むジミンくんの右手から微かに血の香りがする…。強制的に合わせられた私の瞳を捉えるジミンくんの瞳は冷たさで一杯で憎しみや怒りが沢山詰まっている、そんな瞳をしていた、
『ひっく…っ…ご、めんなさいっ…ジ、ミンくんがぁっ……ぅっ…心配で…』
JM「は？何言ってんのお前、俺がっ…」
そこまで言いかけると言葉を止め、顔を歪めて私の顎を解放したと思ったら地面にしゃがみ込んだジミンくんに一瞬で驚きが生まれる
しゃがみ込んだジミンくんはゆっくりと肩を上下させながら大きく息をしていて…顔を苦しそうに歪めるジミンくんに、私の頭の中は驚きから焦りに切り替わり、直ぐにしゃがみ込みジミンくんの腕を掴み『ジミンくん！！大丈夫！？』そう叫んだ。
そんな私の手を
JM「触るなっ！！！！」そう鋭い声で叫び払い退けたジミンくんに、グッと身体の中に何かが込み上げて来て
『、ジミンくんの、バカっ！！！こんな身体で出て行って…ほっとける訳ない！！、な、…なにが俺の事を知ろうとなんてしなくていいだよっ！そんなの間違ってる、絶対間違ってるんだから！！』
JM「はぁ…っ、なに、お前」
『こんなにっ、息だって苦しそうで、熱だって高いんだから！！ほっとけない！！…と、とりあえず、早く帰るよ、ジミンくんっ！！ジミンくん帰ってお粥食べて薬飲んで寝るよっ！！！』
気付けばそう、まとまりが無い事を叫び、ジミンくんの腕を再び強く掴んでいた私、でも
…また、冷たい瞳で突き放されるかな？…何て考えがふと、頭の中を過ぎり、じっとジミンくんの答えを待つ。そんな私にジミンくんは苦しそうに息をしながら目を瞑り小さく舌打ちをすると
JM「はぁっ……分かったよ。……っ、本当…お前なんか大嫌いだ、」そう呟いた
やっぱり大嫌いと言われるとズキっと胸が痛くなるけど…ジミンくんの手を掴む私の手を振り払わず、帰る事を拒まなかったジミンくんに、今の私は少しの安堵が生まれた。
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葵(プロフ) - ひかさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます^ ^ありがとうございます！ (2019年10月18日 2時) (
レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいお言葉ありがたいです(;_;)！ (2019年10月18日 2時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
ひか(プロフ) - Sほそく…好きです…！！ (2019年10月7日 18時) (レス) id: 63030a26f2 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - この小説大好き！ドキドキが止まらない！ (2019年10月4日 17時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心してます…嬉しいです！！ありがとうございます！頑張ります！ (2019年9月26日 23時) (レス) id: 1fb30686c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2019年9月13日 0時
