6限目 ページ7
.
昨日ニッコリ笑って頷いたけど
「地味に寒いし周りからの視線がめちゃくちゃ痛いんですけど」
NY「まだ4月だしねぇーそりゃ浮くよ」
パーカーでも着て来ちゃえば良かったのに、と言うナユンの横を歩きながら、周りでこっち見てヒソヒソ話す奴らを睨みつけて廊下を進んで行く。
「こうなったのも全部あの変態男のせいだ」
NY「そうやって直ぐに人のせいにしないの。てかその人何年生?」
「知らないよ。名前すら知らないんだから」
知りたくも無いし、もう会いたくも無い!
何て心で叫んでいると
コテン-
「痛っ…」
頭の後ろに何か当たった。しかも地味に痛い。
「ああ!すいませーん!!!」
後ろからそんな声が聞こえて
「もー昨日からなんなの」
そう言って振り向くと
「「あー!!!」」
奴が居た。
「変態男!!!」
「失恋凶暴女!!!」
ちょっと待て、何その私のあだ名
「ごめん、ごめん!紙飛行機で遊んでたら当たっちゃって。見て見てこれ!めっちゃ飛ぶんだよ、教室から廊下出て君に頭に当たっちゃう位だから!」
そう言ってキャッキャッと私に紙飛行機を見せびらかす彼に
こいつ…まじで…と拳に力が入った時
NY「え、キムテヒョンじゃん。Aテヒョン君知らなかったの?」
なんて言った親友
「知らない!こんな変態最低男っ!」
そう言って反対側を向き歩き出そうとすると
ガシッと腕を掴まれた
振り向くとキムテヒョンとかいう奴が私の腕を掴んで微笑んでいる。
「何?」
TH「いや、、あの流石に昨日ひどい事しちゃったなと思って…何かお詫びを!」
「じゃあ私に近づかないで」
TH「えっ!それは無理!!だって同じ学校で同じ学年だもん!…何か…今日の放課後何か奢ったりとか!…」
そう言って私の顔色を伺う彼に
「…奢ってくれんの?」
そう問いかけると、目を輝かせてウンウン頷く彼。
「…わかった、放課後ね」
後で絶対後悔するぞと、彼に心の中で呟く。
そんな私の心の呟きを感じとったのか
ナユンは、笑いを堪えていて
そんな事しらない彼は、やったー!!と何故か万歳していた。
.
1313人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kemio最&高 - マジ、最高過ぎるで! (2020年8月16日 9時) (レス) id: 08c8c73ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちこ(プロフ) - ゴーグルでキムテヒョンに堕ちました・・・ (2020年8月6日 13時) (レス) id: bc049b52d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ - マジ泣きしてますぅ………………感動物ですね (2019年10月3日 12時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます。うわぁぁ!!そう言って頂けて嬉しいばかりです…、私もくれあさん愛してます!!笑、最後まで読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 19時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - レーズン君さん» コメントありがとうございます。スバラシィマァな作品に出来て良かったです!!テヒョン君ジミン君ジョングクさんと最高な人間に囲まれて…本当デュフフフですね(笑、読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2019年8月1日 11時