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47限目 ページ48

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嵐の様な2人が去って行き何分か経った今も私はテヒョンの膝の上。

…しかも何故か沈黙だし…なんだか気まずいな、なんて思っていると頭の上から名前を呼ばれてテヒョンを見上げれば優しいキスが降って来た。

























昨日の夜から続く優しく甘いそれに私は既にもう溶け始めているんじゃないかと思う。唇をゆっくり解放するとテヒョンは少し顔を赤らめ





















TH「…A、俺ね結構嫉妬深いかも…」
なんて呟いた。


「え?」


TH「ジミナの事あんなに見つめないでこれからは。仲良くするのはいいけど…ジョングギは、あいつムカつく!」


「ふふ、分かったよ」

頰を少し膨らましたテヒョンが可愛いくて微笑むと嬉しそうに笑う彼。そんな彼を観てふと、ある事を思い出しテヒョンの膝から立ち上がり昨日自分が履いていた畳んであるズボンのポケットに手を突っ込む。






















TH「どうしたの?」


「ん?へへへ、はいテヒョン!これあげる」
テヒョンに手渡したのは花火大会の日にあげようと雑貨屋さんで買った紫のライオンストラップ。



















TH「え…ライオンさんだぁ!!え!?」


「お揃いなんだよ、私と!!」
そう言って私の方のライオンちゃんを見せると自分が貰ったライオンちゃんと私のライオンちゃんを交互に何度も観てぎゅぅっと私を抱き締めるテヒョン。





























TH「嬉しい!!ずーっと大切にする!!」


「良かった。うん、大切にしてね!」


TH「あー…A好き、大好き。」


「…私もテヒョンが大好きだよ。」
































TH「もう、俺だけを観ててくれる?」


「へ?もちろんだよ!」


TH「学校でもダンスのイベントもずっと俺だけ観ててくれる?」


「うん、テヒョンだけ観てるよ、約束!」


TH「俺も、俺も今までもこれからもずっと、Aだけを観てるから、約束!」













そう言って少し体を離し小指をだして指切りげんまんしようと笑うテヒョン。





















私は心からの笑顔で頷いてゆっくりテヒョンの小指に自分の小指を絡めた。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
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kemio最&高  - マジ、最高過ぎるで! (2020年8月16日 9時) (レス) id: 08c8c73ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちこ(プロフ) - ゴーグルでキムテヒョンに堕ちました・・・ (2020年8月6日 13時) (レス) id: bc049b52d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ - マジ泣きしてますぅ………………感動物ですね (2019年10月3日 12時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます。うわぁぁ!!そう言って頂けて嬉しいばかりです…、私もくれあさん愛してます!!笑、最後まで読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 19時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - レーズン君さん» コメントありがとうございます。スバラシィマァな作品に出来て良かったです!!テヒョン君ジミン君ジョングクさんと最高な人間に囲まれて…本当デュフフフですね(笑、読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年8月1日 11時

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