検索窓
今日:8 hit、昨日:10 hit、合計:416,346 hit

43限目 ページ44

.

私にいきなり謝られ目を大きくするテヒョン
そんな彼に私は言葉を続けた








「私、テヒョンの事信じてるからあの子に言われた話、本当だと思ってない!…だって私が知ってるテヒョンはそんな事する人じゃ無い。私が見て来たテヒョンはそんな人じゃないから!」



TH「Aちゃん…」


「…だからごめんね、テヒョン。分からないなんて答えて…あの子の話鵜呑みにして…ごめん。私テヒョンはそんな事しない人だって思ってるよ。」

そう言ってテヒョンを見つめるとジッと私を見つめるテヒョン。少しの沈黙後ゆっくり口を開いた。



















TH「…高校1年の初めに、アン・ソユに告白されたんだ…お昼休みに使ってない資料室で」


「うん…」


TH「で、俺は好きじゃないし普通にごめんって断った。そしたら…なんか逆上されて、こんなに好きなのにとか、私振られた事無いのにとか」



「やばい女じゃん」


TH「うん、やばいよあいつ。…しかも付き合えないならせめて抱いてくれって言われてさ、やばく無い?!」


「ちょっと、意味分かんないね」



TH「勿論断った。抱き方知らない、やった事無い、そもそも好きな人じゃないと無理って言ったの。…したらそんな顔して童貞って信じられないって言われてもうメンタルズタボロだよね!」

素直過ぎるテヒョン…可哀想に。
















TH「で、後日いきなりだよ?俺は女の子弄んでやる事やったらサヨナラ男って噂が回ってた。」


「あの女が流したんじゃん絶対」


TH「そう!頭に来てその辺の女子にジミナが問い詰めたら、俺とアンソユが資料室から出て来たのを見た女子が居て、何してたのか女に聞いたら泣きながら、俺に弄ばれた、やり捨てされたって言ってたらしい」

そう話すテヒョンの顔は今まで見た事無いくらい不機嫌顔で相当怒ってるのが伝わった




















TH「俺付き合った事すら無いんだよ?!今まで!なのにふざけんなってんだ!…だから俺、女子に近付かない様にしてた。皆んな俺の顔だけみて寄って来る。だから信じなかった、女子怖くて。」




「…そっか…でもさテヒョン?じゃあ何で初っ端私にキスしたの?恋愛授業するなんて言ったの?」

疑問だった、私と同じ様に恋愛経験が無いテヒョン。何故私にあんな事したのか。そして言ったのか














少しの沈黙後、テヒョンは小さく呟いた














TH「…やっと俺を顔で判断しない人に会えたから。」


.

44限目→←42限目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (577 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1313人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

kemio最&高  - マジ、最高過ぎるで! (2020年8月16日 9時) (レス) id: 08c8c73ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちこ(プロフ) - ゴーグルでキムテヒョンに堕ちました・・・ (2020年8月6日 13時) (レス) id: bc049b52d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ - マジ泣きしてますぅ………………感動物ですね (2019年10月3日 12時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます。うわぁぁ!!そう言って頂けて嬉しいばかりです…、私もくれあさん愛してます!!笑、最後まで読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 19時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - レーズン君さん» コメントありがとうございます。スバラシィマァな作品に出来て良かったです!!テヒョン君ジミン君ジョングクさんと最高な人間に囲まれて…本当デュフフフですね(笑、読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2019年8月1日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。