彼と私の秘密授業

28限目 ページ29

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TH「はい！イチゴ味！」





「わぁ〜！ありがとう！」




木陰に私が持って来たレジャーシートを引いて肩にバスタオルを羽織り2人で並んでかき氷を食べる。
















TH「ねぇイチゴ味一口ちょうだい！」


「いいよ、はい。」


TH「違うよ！食べさせてよ！！」




また始まった！！何てテヒョンを軽く睨んで見れば、早くと口角を上げる彼。




















「…しょーがないな、、はい、あーん」



TH「あーん」




口にかき氷を入れて上げると幸せそうな顔で美味しい！幸せなんて言うから私の心が何故かくすぐったくなる。










































TH「辛かったら泣いていいんだよ」


「へ…」


もう、ほとんどかき氷を食べ終わって、容器の底に残ったシロップをストローで混ぜながら遊んでいるとそんな事を言われてびっくりする。



















「き、気付いてたの？」


TH「当たり前じゃん！…だから流れるプール行くのちょっと心配だったんだ、ジミナの野郎」



















あぁ、だからあの時何か言いたげな顔をしたんだね。そう思うと何だかホッとしてふわっと心が温かくなって、テヒョンの顔を見ながら涙が溢れてしまった。








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