彼と私の秘密授業

24限目 ページ25

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JK「ヌナ日焼け止め持った？」



「持った！」



JK「防水ケース持った？」



「…持った！」




JK「水筒は…









JK「タオルは…









「あーー、ぐぅたん！！私もう高校2年生なんだから！ちゃんと販売機で飲み物買うし、タオルも持ったよ！」



そう言うと、ケラケラ笑うぐぅたん。最近ぐぅたんも私に過保護だ。可笑しい。














JK「いいなぁプール、、気をつけてね、溺れてヒラメにならないようにね。」


最後の意味不明な一言はシカトして弟の頭をわしゃわしゃして玄関を出る。


































遂にやって来た夏休み！まぁもう夏休み入って3日間経っちゃってるけど…そんな今日はナユンとプール！よし、泳ぎまくってウォータースライダー滑りまくってやる！！





なんてワクワクウキウキしながら待ち合わせ場所の駅に着いたのに

































「風邪引いたってどうゆうことよ！？？えぇ！！！？？」



NY『ごめん、まじでごめん。』


そうスマホから私の耳に入って来るナユンの声はガラガラだった。
















「…まぁしょうがないんだけどさ。その声大丈夫？」



NY『あー…おかまみたいっしょ？大丈夫よ、腹出してエアコンガンガンで寝たからだと思う』



「ナユンって意外と馬鹿だよね」




NY『は？…まぁいいわ、連絡遅くなってごめん』





「本当だよ、でもしょーがない！またリベンジしよ！じゃあ私帰





NY『あーその必要は無い。助っ人呼んどいたから、』





そんなナユンの言葉に目が点になる。





























「はい？？？どなたでしょうか？」



NY『着いてからのお楽しみ。じゃあ色々報告待ってる、ごめん、わたしが悪いんだけど寝るわ、あばよ』




「ちょっ！！ナユ……ってあいつ切りやがったぁ！！！」









通話が終了されホーム画面に戻ったスマホを恨めしく見つめていると









「Aちゃーん！！！」



聞いた事ある、いや夏休みに入る前までは、毎日聞いていた声がした。

































ま、、さ、か









なんて振り返れば、ただでさえ日差しが眩しいのにもっと眩しい笑顔でこっちに走ってくるテヒョンが居た。

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