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時間のスピードは早く破滅で始まった新学期からもう夏休みの手前になった。
TH「Aちゃーん帰ろー!!」
「うん」
私達は相変わらず皆んなには秘密の授業をしていてキムテヒョンがお昼休みや放課後迎えに来るのも、もう違和感が無くなった。
「テヒョン今日バイト?」
TH「違うよー!Aちゃんはバイト?」
「バイトだよ……だるっ」
TH「サボっちゃえサボっちゃえ!」
変わった事と言えば、キムテヒョンからテヒョンに呼び方が変わりカトクも交換してお互いのバイト先も知ってる。後、最近では登校も一緒にしてたりする。それぐらい。
TH「バイト何時まで?」
「えっと、22時?」
TH「え!?そんなに?!」
「うん、知り合いのお店だからちょっと長くやらせてもらってる。でも普通じゃない?」
TH「いや、だってバイト場所までAちゃん家から結構あるよ!しかも夜とか暗いじゃん!街灯そんなに無いし!!危ない!」
彼は私に過保護だ。そんな心配された事親にもぐぅたんにも無い。
「大丈夫だって、私テコンドーやってたし」
ぐぅたんと一緒に。
TH「ふーん……じゃあさ」
「へ?…きゃぁっ!!」
何が起きたのか一瞬分からなかった。
気付いたらテヒョンの顔が目の前に合って、腕を凄い力で引き寄せられ、腰にテヒョンの手が回されていた。
「なっ…」
TH「ほら、どうやって逃げるの?やってみて」
そう真顔で言う彼に一生懸命体を動かしてもビクともしない。てか恥ずかしい。腰に回されてる手が…
TH「逃げないの?襲っちゃうよ?」
そう怪しく笑って言った彼にゾッとした。心臓がバクバク凄い脈を打ち、顔がかぁっと赤くなるのを感じた。
「や、やめてよ!」
そう言うと、パッと私の手を解放し腰に回していた手も離した。
TH「へへー!冗談!でも…やる人はまじでやるからね?もっと自分が可愛いって自覚しなさい!」
そう言って私に軽くデコピンして優しく笑って前を向き直し歩き出した彼に
私の心臓はバクバクと凄い早さで脈打つことを辞めなくて、中々最初の1歩を歩き出せなかった。
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kemio最&高 - マジ、最高過ぎるで! (2020年8月16日 9時) (レス) id: 08c8c73ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちこ(プロフ) - ゴーグルでキムテヒョンに堕ちました・・・ (2020年8月6日 13時) (レス) id: bc049b52d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ - マジ泣きしてますぅ………………感動物ですね (2019年10月3日 12時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます。うわぁぁ!!そう言って頂けて嬉しいばかりです…、私もくれあさん愛してます!!笑、最後まで読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 19時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - レーズン君さん» コメントありがとうございます。スバラシィマァな作品に出来て良かったです!!テヒョン君ジミン君ジョングクさんと最高な人間に囲まれて…本当デュフフフですね(笑、読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2019年8月1日 11時