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「なんでそんな、にやにやしてんの?」
TH「え、別にー。」
「あーイケメンって言われたのが嬉しいんだ」
TH「な、なんで分かったの?」
「いや見てれば分かるわ。でもさそんなのしょっちゅう言われてるでしょ?その辺の女子に」
TH「あー、うん、でも信じないから。俺あんま話さないし」
はい?信じない話さないしってどーゆー事?ちょっと色々疑問だらけになり聞こうとした時だった
TH「はい!あーん」
そう言って目の前に出されるホークに刺さった唐揚げ
「…はい?」
TH「いやいや、はい?じゃないでしょ!あーんって食べなきゃ!」
「何言ってんの?!出来るわけないでしょ!馬鹿変態!」
TH「酷い!授業だよ?!先生の出す問題には取り組まないと!」
「無理!!!」
TH「へー…じゃあ罰として俺に何か奢らないと」
なんでそうなるの!とキムテヒョンを見ると
どうやら本気らしい、顔がまじだ
「っ…あー!もぅ分かったよ!やるわよ!やればいいんでしょ!やればぁ!」
TH「いひひ、そうこなくっちゃ!ちゃんとあーんって言ってね」
こいつ…と睨むと、得意げに口角を上げるキムテヒョン。やると言ったものの私の心臓はもう破裂しそうな位、脈をバクバクと打ってる
TH「はい、Aちゃん!あーん」
「…あ、あーん」
恥ずかし過ぎてちょっと声震えたし目をぎゅっと瞑っていたけど何とか唐揚げが口に入った私
心臓は相変わらず凄い早くてうるさく顔だけで無く全身が熱い
TH「よく出来ましたー!!得点は55点だね〜」
こっちは必死だったんだからもっと点数あげろよと、嬉しそうに笑っているキムテヒョンに口に入った唐揚げを必死に噛みながら目で訴える
TH「声が震えてたのと、目瞑っちゃってたからね〜…でも頑張ってたから特別に5点追加して上げるー!!60点」
「そ、そこまで変わらないじゃん!」
TH「へへっ、本当は、めちゃくちゃ可愛いかったから100点にしたいんだけど俺、先生だから厳しくしないと!」
そう言って笑うキムテヒョンが憎たらしくて、思わず彼の右頬っぺたを右手の親指と人差し指で摘んで引っ張る
TH「!い、いててて!」
「頬っぺたにキスしたお返し」
そう意地悪に言った私にほんの少しだけ顔を赤くした彼。頬っぺたをつねられて赤くなるって…この人まさかのMなのか?
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kemio最&高 - マジ、最高過ぎるで! (2020年8月16日 9時) (レス) id: 08c8c73ab0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆちこ(プロフ) - ゴーグルでキムテヒョンに堕ちました・・・ (2020年8月6日 13時) (レス) id: bc049b52d2 (このIDを非表示/違反報告)
さくらこ - マジ泣きしてますぅ………………感動物ですね (2019年10月3日 12時) (レス) id: 3685fa0611 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - くれあさん» コメントありがとうございます。うわぁぁ!!そう言って頂けて嬉しいばかりです…、私もくれあさん愛してます!!笑、最後まで読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 19時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - レーズン君さん» コメントありがとうございます。スバラシィマァな作品に出来て良かったです!!テヒョン君ジミン君ジョングクさんと最高な人間に囲まれて…本当デュフフフですね(笑、読んで頂きありがとうございました^^ (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2019年8月1日 11時