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全然イメージと違ったな、
なんて心で呟いていると
当の彼女は、屋上の端のフェンスまで
ゆっくりと歩いて行き
何か呟くと右手を空に向かって上げた。
そして手を開いてふらっと揺らし始めた。
JK「…泣いてる？」
小さな肩を少し震わせている彼女。
あまりにも小さくか弱い後ろ姿。
でも、俺には何も感じない。
寧ろ早く何もかもぶっ壊してやりたい、
そんな気持ちが湧き上がって来る。
ーこの勝負俺が貰ったな、あいつお前が思ってるよりチョロくねぇからなー
ーお前が思ってる様な奴じゃねぇからー
JK「…お手並み拝見と行きましょうか。」
そう小さく呟き
ゆっくりと俺は、彼女に近付いた。
近付いても全くこちらに気付かない彼女は
右手を上げふらふらしている。
そんな彼女にゆっくりと
JK「何してるんですか？」
そう声を掛けると、
彼女は、パッと振り向いた。
彼女は、
イメージしていた派手なメイクもして居なく
薄めのティントを付けて居る位なのに
綺麗な顔をしているキムテヒョンの
本命なだけ有り、整った顔をしていた。
俺を見るなり
「あ、えっと、すいません。」
と、か細い声で呟いた彼女に
JK「そんなにふらふらして、ジサツする気ですか？」
そう問うと
「ジジジジサつ！？？」
びっくりした様に目を開き
あわあわしたと思ったらピタリと止まり
何だか思い詰めてる顔になった。
そんな彼女に近付き
彼女を間に挟む様にして両手で思い切り
直ぐ後ろのフェンスに掴み掛ると
ガシャンッ！！！！
と凄い音がした。
目の前にはイ・Aの顔
鼻がくっつきそうな位迫る俺に固まる彼女
「あの……えっと…1年生くん…」
怯えた様に小さく呟いた彼女に
JK「ジョングクです。チョンジョングク」
顔色一つ変えずそう答える
「あ、はい…えっとジョングクくん…その」
JK「俺は貴方の行為を止めました。一つの命を救ったんです。」
「へ、、？、、あのね」
JK「お礼を貰うのが普通じゃありませんか？」
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (
レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました！笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT｀) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2019年2月14日 19時
