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Aヌナ、、どうして此処に?






そう頭の中で呟いたのと同時に
ユンギヒョンが、A…と小さく呟いた








「楽しかったですか?私を騙して。」





そう少し震える声で言った彼女の瞳は凄く悲しさと怒り、そして失望でいっぱいだった



そんな顔にさせてしまったのは自分で
愛しい彼女のそんな顔を見ていられず俺は下を向くしかなかった







YG「あのな、、A」








「言い訳なんて聞きたくありません。」








ユンギヒョンが何か言おうとしたのを遮る彼女









「私、信じてました。ジョングクくんの言葉全部」









その言葉は俺の耳から足のつま先までビリビリと一瞬で広がった。









ヌナ、違うんだ

















何が違う?


ヌナの言う通りだ


騙した、騙してた


ヌナを深く傷付ける為に









ヌナが憎くて憎くて仕方なくて


壊したくて堪らなかった









そうだった。








でもね、Aヌナ









俺は___________









「最低___っ……サヨウナラ。」








そう震える声で、でも強く言い放ち出て行ったヌナ。





一番恐れていた事だった。



Aヌナからの拒絶。


一瞬で頭が真っ白になり、この間までのヌナとの思い出が凄いスピードで頭の中を駆け巡った。








初めてヌナに会った日


初めてヌナが俺を見た目


初めてヌナが俺に見せた笑顔


数学を一生懸命解く姿


涙を堪えようと拳にありったけの力を入れる姿


今にも壊れそうなのに強がる姿


初めて俺に身を任せ泣いた姿


顔を真っ赤にして恥ずかしさを堪える姿









『ジョングクくん…ありがとう。私ね、ジョングクくんのお陰でね、元気にやっていけてる。…テヒョナとルナちゃんを見かけても、、前より辛くないのは、ジョングクくんが笑わしてくれるからだよ』









目頭が熱くなるのが分かった
同時に怒りがこみ上げてくる





JK「…ヒョンのせいですよ。」






YG「しらねーよ。全部お前が蒔いた種だろ、俺は賭けに乗っただけだ。」









そうだ
ユンギヒョンの言う通り全部俺が蒔いた事





分かってる、分かってるよ









俺は、1万円札を机に置き
ゆっくりと保健室を出た。
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設定タグ:BTS , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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すみれ - 最初は、バッドエンドで終わるのかなと思ったけど、最終的に、ハッピーエンドで終わってよかったです。 (5月30日 17時) (レス) @page48 id: 83c0cebc8e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユジンさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けて安心しました(;_;)私も自分で書いていてそうおもいました!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年8月1日 16時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
ユジン - こんな彼氏欲しいです(´TωT`) (2019年8月1日 12時) (レス) id: 0abec50d21 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年2月14日 19時

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