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YG「お前面白いな。」
笑いが落ち付きそんな事を呟いた
ユンギさん。
「そう思って頂けたなら良かったです。」
そう微笑んで返した私に
ユンギさんは、ふっと
軽く笑ってアイスを完食した。
「ユンギさん3年生って事は、最後の部活活動中ですか?」
団扇を仰ぎながらそう聞いた私に
何故か手を伸ばすユンギさん。
意味が分からず、ユンギさんを凝視して
いると、どうやら団扇を俺にも
よこせって事だったらしい。
レジ横にあった商品の団扇を
渡すと、満足気に薄く笑い
仰ぎだしたユンギさん。
YG「そう、最後。大会今の所、順調。」
「へー…もしかしてエースですか?」
YG「そう。」
冗談で言ったのに、
マジでエースらしい。
そんな答えにびっくりする私と
ドヤ顔のユンギさん。
「ユンギさん、その顔ちょっとうざいです。、ユンギさん笑うと日輪みたいなんで、そっちの方が良いですよ。」
ドヤ顔が何だかムカついて
さらっとそんな事を言ってみる私。
でも、本当はもう一回ユンギさんの
温かい笑顔がみたいだけ。
YG「…日輪って、なんだ?」
「太陽ですよ。ユンギさんの笑顔は、太陽みたい。」
そう私が呟くと目を大きくして
何故かびっくり顔で私を観たユンギさん。
「?…どうしま
YG「ご馳走さま。、また明日。」
そう言って下を向きながら勢い良く
立ち上がり後ろを向き
ドアを開けたユンギさん。
変な事言って怒ったのかな?と
心配になった。
けど、
店を出て行く時、
ユンギさんの
頰と耳の真っ白な肌が
ほんのり赤くなっていて
ユンギさんの口が少しだけ
にやけていたのがチラッと見えて
「あっ、、照れてたんだ。、、可愛い。」
気付いたらそんな事を
ユンギさんが出て行って
蝉の声だけが響く店内で
ポツリと呟き、
何故かドキドキして
私も顔を赤くした。
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チェヨン - 割りと気になる、あの味(∞∵∞)/ (2020年11月11日 2時) (レス) id: 63cd4095fc (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 明さん» コメントありがとうございます!青春を感じて頂けてたらと思い描いていたので嬉しい限りです(;_;)!是非読み返して下さい!笑。最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - みほさん» コメントありがとうございます!素晴らしい作品だなんて…そう言って頂けて有難いばかりです(;_;)また読み返したいだなんてありがとうございます(*´-`)亀更新がちですが頑張ります!最後まで読んで頂きありがとうございました^ ^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!ドキドキして頂けて良かったです(*´-`)ホッコリ作品が作りたかったので、そう言って頂けてとても嬉しいです^ ^!最後まで読んで頂きありがとうございました! (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - コットンさん» コメントありがとうございます!そう言って頂き嬉しい限りです(;_;)最後まで読んで頂きありがとうございました^_^ (2019年4月28日 7時) (レス) id: 3e337ea947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葵 | 作成日時:2018年7月17日 2時