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テストを握りしめ階段を登り
屋上への扉を開けると
いつもならフェンスの近くであぐらをかき
ゲームをしているジョングクくんが
今日はあぐらをかきながら空を見上げていた。
私が入って来た事に気付くと
振り向きAヌナと優しく微笑んだ。
そんな微笑みにドキッとする。
「ジョングクくん、今日はゲームしてないんだね」
JK「ゲームは少しお休みです」
へー珍しい、あんなにゲーム大好き人間の
ジョングクくんが。
なんて思いながら側に行くと
手を出すジョングクくん。
JK「さぁヌナ、テストを見せて下さい。」
テストを渡すと、ジョングクくんは
半分に折られていたテストをゆっくり開いた。
そして大きな目をもっと大きくした。
JK「Aヌナすごい！！補習どころか、88点じゃないですかぁ！！！ヌナやりましたね！！」
そう言って私の両手を掴み
ぴょんぴょん跳ねるジョングクくんに
笑顔が溢れる。
「ジョングクくんのお陰だよ！何から何までありがとう。」
ジョングクくんに握られた手を握り返し
そう伝えると、ジョングクくんは
びっくりした顔をした。
でもすぐに優しい笑顔になり
JK「ヌナの為なら何だってしますよ。」
なんて、優しい言葉を言うもんだから
顔がみるみる熱くなり赤くなるのが
自分で分かった。
「ジョン、グク、くんは、英語どうだった？」
JK「ふふっ、じゃーん！」
私にテストを開いて突きつけたジョングクくん。
「すごいじゃんジョングクくん！91点なんて本当すごい！ゲームばっかりしてるのかと思ったけど、ちゃんと勉強してたんだね。」
JK「まぁ、俺ですからね。」
そうドヤ顔で言ったジョングクくん。
自分で言っちゃうんだと思ったけど、
その後、へへっと無邪気に笑った
ジョングクくんにキュンとした。
ジョングクくんの笑顔を見るたび
胸がきゅーってする。
きっと私、
ジョングクくんが好きなんだ。
自分で思ってるより遥かに
ジョングクくんに
落ちてしまってるのかもしれない。
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ﾏｯｽﾙﾗﾋﾞｯﾄ - 最高でした！もうホントに面白すぎて３回ぐらい見てます！素晴らしいお話を作ってくれてありがとうございます(*^^*) (2020年8月6日 15時) (
レス) id: 4620046a07 (このIDを非表示/違反報告)
ここまる(プロフ) - 本当に面白すぎて天才です、、素敵な作品を作って下さってありがとうございます！ (2020年5月5日 11時) (レス) id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - kasuminmさん» f(x)好きなんですね!私の周りは好きな人が少ないのでとても嬉しいです!歌といい雰囲気が最高なグループですよね…。ありがとうございます、頑張ります！ (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
kasuminm(プロフ) - 葵さん» お返事までご丁寧にありがとうございます。私もf(x)が好きでして、勝手に親近感を沸かせてもらってました！頑張って下さい、これからも素敵な作品を楽しみにしています！ (2019年8月19日 17時) (レス) id: 723bbd8bf6 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - kasuminmさん» コメントありがとうございます。kasuminmさんに頂いたコメントを読んで勝手ながら、自分の表現したかった物を感じ取って頂けた気がして、とても嬉しくただただ有難いばかりです!!まだまだ未熟者ですが頑張りますね、ありがとうございます。 (2019年8月19日 17時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2018年7月1日 23時
