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外は思っていたより涼しくて
気持ちが良い風が吹いていた。















家を出る時、
「あ、駅前の商店街の本屋さんの隣のコンビニで買って来て!」











なんて有り得ない注文を付けてきた
ホソクオッパ。











何でもそこのコンビニにしか、
売ってないアイスティーがあるらしい。

















「アイスティーなんて、どれも一緒じゃん。」





そんな文句を呟きながら私は
商店街の道に向かった。





























商店街に着くと土曜日のせいか、
結構人が居て、早く用事を済ませて
さっさと帰ろうと気持ちが焦る。














スタスタと人を避けながら
本屋の隣のコンビニを目指していると
ふと、商店街中盤にある
ゲームセンターに目が留まった。












































「、は、…な、んでっ」

















気付いたら立ち止まり
そんな途切れ途切れの
言葉が口から漏れて居た。

















ゲームセンターの外から見える
クレーンゲームコーナー。

















そこに、












テヒョナとルナちゃんが楽しそうに
手を繋ぎながら居た。



















頭がぐらぐらとする。
視界も何だかふわふわとし始めていく。









見間違いかと思った。






でも間違えるはずがない。








明るい綺麗な金髪の髪に
無邪気な笑顔を向けルナちゃんの手を握る
彼は、間違いなく私の彼氏のキムテヒョン。
















やっぱり風邪なんて嘘だったんだね。












目に涙が滲み下を向く。










なんでよ、テヒョナ、なんで、















こんなに苦しめるならいっそ、
別れよって言ってよ。












大切な人だから手を繋ぐんでしょ?


テヒョナにとって大切な人は、もう、私じゃなくてルナちゃんなの?
















堪えきれず、目から涙が落ち頰を伝った。









胸が苦しくて苦しくて、自分が惨めで仕方がない。











ぎゅっと今日2度目の拳を握ろうとした時























「Aヌナ?」









その声に手の力がスッと抜けた。









なんで彼の声が聞こえるんだろう。











そう思いながらゆっくり後ろを
振り向くと






















ジョングクくんが立って居た。












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設定タグ:BTS , テテ , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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マッスルラビット - 最高でした!もうホントに面白すぎて3回ぐらい見てます!素晴らしいお話を作ってくれてありがとうございます(*^^*) (2020年8月6日 15時) (レス) id: 4620046a07 (このIDを非表示/違反報告)
ここまる(プロフ) - 本当に面白すぎて天才です、、素敵な作品を作って下さってありがとうございます! (2020年5月5日 11時) (レス) id: 3c8b97a1b0 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - kasuminmさん» f(x)好きなんですね!私の周りは好きな人が少ないのでとても嬉しいです!歌といい雰囲気が最高なグループですよね…。ありがとうございます、頑張ります! (2019年8月19日 18時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)
kasuminm(プロフ) - 葵さん» お返事までご丁寧にありがとうございます。私もf(x)が好きでして、勝手に親近感を沸かせてもらってました!頑張って下さい、これからも素敵な作品を楽しみにしています! (2019年8月19日 17時) (レス) id: 723bbd8bf6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - kasuminmさん» コメントありがとうございます。kasuminmさんに頂いたコメントを読んで勝手ながら、自分の表現したかった物を感じ取って頂けた気がして、とても嬉しくただただ有難いばかりです!!まだまだ未熟者ですが頑張りますね、ありがとうございます。 (2019年8月19日 17時) (レス) id: fe3b2a0120 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年7月1日 23時

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