隣のクラスの向井くん (ページ8)

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Aside

『あれ、辰？？』

深「だれ？ってAじゃん！！

どしたの、こんなところ来て」

そこにはバスケシューズに履き替えている一個上の幼馴染の

ちょっとお顔が大きめの「でかくねーよ！！」

深澤辰哉がこっちを見てた笑笑

『久しぶり！！

辰がここの学校なのは知ってたけど

まかさバスケ部だったとはね』

深「あれ、言ってなかったっけ？

言ったつもりだったんだけどなー

てか、Aこそここに何しに来たの？」

『あ、そうそう。忘れてた

私たちバスケ部に入りたいんだけど』

深「まじ？？

それは助かる！今部員ギリギリでさー

でもAは女バスだろ？」

『そうだよ。私と雫は女バスだね』

深「雫ちゃんってAと一緒の中学だった子？」

雫「あ、どうもお久しぶりです。深澤先輩」

深「だよねー！！久しぶり～

雫ちゃんもここの高校だったのか！

高校でも雫ちゃんが一緒ならAのことは安心だな

雫ちゃん、Aのことよろしくね！わら」

『何言ってんの辰！

ほんとにいつ会ってもお節介なんだから

雫もこんな人のこと気にしないでいいからね』

深「こら、久しぶりに会ったのにこんな人とか言うなよー

前みたいに『辰～！！』って来てくれなくなったし

寂しいもんだねほんと』

こんなこうるさい辰とは家が隣で

私が生まれる前から親同士が仲良かったから

物心ついた頃にはずっと一緒にいた人で

さっきみたいに高校生になってもあーやってからかってくる

でも辰が中学生になってからは

お互いが部活とかいろいろ忙しくなって

こうやって会って話すのは久しぶりなんだけどね

でもまさか同じ高校で部活まで同じだとは

世間は狭いですな～(by向井)

深「あ、そういえば

そこにいる君たちがうちに入部希望なのかな？」

向「そうです！！

よろしくお願いします！！」

目「よろしくお願いします」

深「そっかそっか

2人とも運動できそうだし、これから一緒に頑張ろうな」

向・目「はい！」

私たちはこうしてバスケ部に入部した

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