9話 ページ10
その日はもう寝て、遂に当日になった
まぁなんとかするしかない
補助監督と一緒に行くらしい
そこから駅まで行って新幹線に乗ってちょっと歩いて飛行機に乗って山口県に到着した
朝東京出たのにもう夕方…
遠いな
『村田さん…もう夕方になりましたけど今から祓うことは可能ですか?』
村田さんは補助監督
早く終わらせたいから聞いてみることにした
村田「まぁできると思いますよ〜」
『そうですか』
村田「ここから一番近い所行きます?」
『はい』
そこから路地裏に入っていかにもな感じがする廃屋の前で止まった
何でも、肝試しに使われていたらしい
なんとも面倒なことをしてくれる
『じゃ、行ってきます』
村田「ご武運を」
コツコツ…
私の足音だけが響く
えー
マジ?
くっそ気持ち悪ぃしくっそデケェ
まぁ弱いしトロいけど
呪具でいいか
そう思い、私が使っている刀に手をかけた
その時
__バキッガラガラガラドカッ
この建物は随分老朽化していて呪霊が暴れたことで
天井が崩れた
『あっぶねぇ!』
『まぁ避けれたけどさ』
呪霊の位置が把握しにくいな
うしろか
ザクッ!
「ギャャャャァア」
切り裂くと物凄い叫び声をあげて死んだ
死んだことに何も思わないほうがこの世界では生きやすい…か
そんなことを千景は言っていたな
…他の呪霊の気配もないし戻ろう
『…ただいま戻りました』
村田「怪我はないですか?」
『はい』
『大丈夫です』
村田「今日はもう休みましょうか」
『いや、このペースだと間に合わないんでもう一個行きます』
『現場リストください』
『帳もおろせるので村田さんは泊まる予定だったホテルにチェックインしておいてください』
村田「…じゃあ何かあったときか終わり次第連絡ください」
『はい』
村田「気をつけてくださいね」
『行ってきます』
次に近いのも廃屋でその次も廃屋か
祓おう
4時間後、そのどちらも祓い終わった
特に今日3つ目の廃屋はリストにメモがあった様に厄介だった
子どもを人質にしていた
そうすることで迂闊に攻撃できないのを知っていたようだ
…知能がある
それに怯んだ呪術師達が何人か横たわっていたが、既に死んでいた
それにソイツ本体も強く、2級だった
それは私がこなす任務ではないと思うのだが
メールしよう
___
村田さん廃屋の任務終わりました。
___
返信があった
___
怪我はないですか?
迎えに行くので路地裏から出て待っててください。
___
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雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました! 凄く面白かったです!大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇:上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい!読みます! (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ! 良かったら私の作品の題名を教えますか? (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです! この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨狼 | 作成日時:2022年1月16日 21時