呪いの女王と云われた少女【呪術廻戦】

６話 ページ7

呼び方なんて気にしたことなかったな

『…じゃあ、悟…？』

そう言うとあからさまに機嫌を良くした五条もとい悟

五条「それでいい！」

子どもみたい…

そんなこんなで色々手続きをしていると

入学式…よりちょっと前くらいに

五条「住所はここだけど、学校の寮に住むことになってるから」

と衝撃のカミングアウトをされた

『わかりました…けどちょっと勝手に決め過ぎでは？』

五条「てへっ☆」

『いや…あぁ…はい』

諦めよう

大の大人がやっても可愛くないなんて

いわないでおこう

五条「あと…敬語も外してほしいかな〜」

少し考えてみたが、家族で敬語使うのもあんまりしないし

…何より千景とも敬語で話さなかったし

『分かりました』

『…じゃない、分かった』

五条「よし！早速寮に移る準備しようか」

『ん、荷物まとめてくるね』

我ながらタメ口に慣れるのはやいな

荷物っていっても本と服と文房具と…日用品ぐらいしかない

あとは、神社に置いてきたし神社にもそれ程ものは置いていない

…あくまでも神様のお家だしね

『悟〜終わったよ！』

五条「早いねっていうかそれだけなの？」

『うん』

五条「そっか〜じゃあ家具は買ってあげるよ」

『えっいいの？』

五条「いいよ〜」

『ありがとう！』

タメ口に慣れてついには若干口が悪くなっている

その次の日にはもう寮に入った

家具は揃っていた

一人暮らし再開だな

コンコンッ

誰かがドアをノックした

『なんですか』

ガチャ

五条「引っ越しで疲れただろうけど…早速任務が入ったよ〜」

『悟の仕事はそんなに忙しいの？』

五条「あ、呪術師っていうんだけどね、人手不足なんだよねぇ」

『へぇ〜』

『大変だな』

そんな会話をしながら黒い車に乗った

五条「伊地知、出して」

伊地知？「は、はい…」

伊地知さんは呪術師なのかな

五条「伊地知は補助監督(?)って言って帳を下ろすんだよ」

『そうなんだ』

えっ心読まれた!?

怖っ

そんなこんなで廃れた学校の校舎前で車は止まった

春休みで誰も居ない学校か？

ここで何するんだろ

車を降りるとすぐに校舎へ向かう悟

伊地知「お気を付けて」

その後辺りが夜になっていった

五条「これが帳だよ」

『へぇ…思ったより綺麗だ』

五条「ここで呪霊を祓ってもらいまーす」

軽いけど…

いや、呪霊祓うってそんな軽いことなのか？

そんなもんか((

五条「A行ってきて！」

『分かった』

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