46話 ページ49
暫く話していると_
?「あれ?順平?」
吉野「母さん!」
どうやら吉野さんのお母さんだったようだ
吉野ママ「珍しいね」
吉野ママ「友達?」
吉野「さっき会ったばかりだよ」
虎杖「さっき会ったばっかだけど友達になれそーでーす!」
虎杖さんは手を挙げて元気よく言った
吉野ママ「なんて子?」
虎杖「虎杖悠仁です」
『八雲Aです』
虎杖「お母さんネギ似合わないっすね」
吉野ママ「お、分かる?ネギ似合わない女目指してんの」
面白い人だな
吉野「タバコやめてって言ってるだろ!」
そう言ってタバコを取り上げた
吉野ママ「はいはい」
吉野ママ「悠仁君、Aちゃんどう?晩御飯食べていかない?」
吉野「迷惑だろ!」
吉野さんがそういった途端、
グゴゴゴゴ…
虎杖さんのお腹が鳴ったのだ
あ、お腹空いてたのね
結局、ご馳走してもらう事になった
___
吉野ママ「嫌いなもんあるー?アレルギーとか」
虎杖「ないっす!」
『特に無いです』
そこから酔った吉野さん(母)の無茶振りに虎杖さんが映画のボケで応えて吉野さん(順平)がツボにハマったのだった
___
吉野さん(母)は寝てしまったようだ
虎杖「母ちゃんいい人だな」
吉野「うん……」
吉野「虎杖君のお母さんはどんな人?」
虎杖「あー、俺会ったことねーんだわ」
虎杖「父ちゃんはうーっすら記憶あんだけど俺には爺ちゃんがいたから」
その時、電話が鳴った
伊地知さんからっぽいな
吉野「…八雲さんの親は?」
『うーん…私も母さんの記憶は無いんだよね〜』
『父さんは…なんか変な人でさ、凄くゆるいんだけどちゃんと我があるっていうか…』
『ま、結局頼りない人だよ』
吉野「そっか」
虎杖さんが戻ってきた
吉野「虎杖君達は呪術師なんだよね?」
虎杖「おう」
吉野「人を…殺したことある?」
虎杖「ない…」
『私も無い』
吉野「でもいつか悪い呪術師と戦ったりするよね」
吉野「その時はどうするの?」
虎杖「それでも殺したくはないな」
吉野「なんで?悪い奴だよ?」
虎杖「なんつーか一度人を殺したら「殺す」って選択肢が俺の生活に入り込むと思うんだ」
虎杖「命の価値が曖昧になって、大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い」
虎杖さんらしいな
___
暫くして伊地知さんが迎えに来て、吉野さんの家を出た
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雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました! 凄く面白かったです!大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇:上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい!読みます! (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ! 良かったら私の作品の題名を教えますか? (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです! この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨狼 | 作成日時:2022年1月16日 21時