43話 ページ46
移動しているとこんな話が聞こえた
伊地知「ある程度__なくもう____ているん___ね?犯人の_」
遠いな
七海「勿論」
七海「___その気になれば_穢なんて残さずに___立ち去れる__」
七海「私達はまた誘い___ています」
七海「単身乗り込む__クと、虎杖くんたちを連れて___スク、前者を選んだまでです」
七海「彼らはまだ子どもですから」
…跡切れ跡切れにしか聞こえなかった
でも要するに犯人の居場所はもう分かっていること、子どもだからということで私達を庇っていること…
それに、伊地知さんも居場所が分かっていることに気がついていた
きっと七海さんはそういう人なのだろう
虎杖さんはこの会話に気が付いていないようだ
あれ…どこ行くの?
虎杖「七海先生ー!」
伊地知「い、虎杖君…」
虎杖「言い忘れてた、気を付けてね!」
七海「虎杖君、私は教職じゃないので先生は辞めてください」
虎杖「じゃあナナミン!」
七海「引っ叩きますよ」
七海さんの引っ叩きますよと同時に身体は動いていた
虎杖「いってぇ!」
そう、虎杖さんに回し蹴りを繰り出してしまったのだ
『あ、すみません…つい…』
なんかナナミンっていうのにイラッとした
マジでごめん
気を付けるわ
『でも…七海さんは目上の方ですから、あまり失礼な態度は取らないほうが良いですよ』
虎杖「おう…」
『…いや、本当にすみません…。』
ア、ナンカ…ザイアクカンガ…
___
そこから車に乗って吉野順平を捜索する
暫くすると…
伊地知「居ました」
虎杖「あれ?私服?」
伊地知「高校には暫く行っていないみたいですね」
虎杖「それは俺も同じだけどさ、あいつら元気にやってる?」
伊地知「元気にやってるみたいですよ」
虎杖「で、どうすんの?」
伊地知「それを使います」
そう言って伊地知さんは呪霊を取り出した
虎杖「それ、呪霊?」
伊地知「蝿頭。4級にも満たない低級の呪いです」
伊地知「人気のない所に出たらコイツに彼を襲わせます」
え、自作自演じゃん
伊地知「一、呪いを認識できない一般人の場合、虎杖君達が救助してください」
伊地知「ニ、認識できるが、対処する術を持たない場合、同様に虎杖君達が救助事件当日の聴取をします」
伊地知「三、呪術で蝿頭を祓った場合、即時拘束します」
『力尽くですか?』
伊地知「力尽くです」
伊地知「誤認ならそれでいい、後で謝りましょう」
なんかなぁ…
97人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました! 凄く面白かったです!大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇:上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい!読みます! (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ! 良かったら私の作品の題名を教えますか? (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです! この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雨狼 | 作成日時:2022年1月16日 21時