呪いの女王と云われた少女【呪術廻戦】

３５話 ページ38

五条「相性とか呪力量にもよるけど」

呪霊「灰すら残さんぞ！五条悟！！」

五条「領域展開 無量空処」

悟が目隠しを取った

良かった

隈がないから寝れているようだ

呪霊が固まっている

五条「ここは無下限の内側」

呪霊の頭鷲掴みじゃねぇか

さぞかし屈辱的だろうなぁ

五条「知覚、伝達、生きるという行為に無限界の作業を強制する」

五条「皮肉だよね。全てを与えられると何も出来ず緩やかに死ぬなんて」

五条「でも君には聞きたいことがあるからこれくらいで勘弁してあげる」

頭…取れたんだけど

頭…踏んでるんだけど

領域から出た

五条「さて…誰に言われてここに来た〜？」

もはや生き物としての格が違う気がする

五条「命令されて動くタイプじゃないか〜、僕を殺すと何か良いことがあるのかな？」

五条「どちらにせよ相手は誰だ？」

五条「ほら〜早く言いなよ〜」

呪霊「っ誰が言うか小童が！」

五条「いいのかなぁ？そんなこと言って」

呪霊「貴様ぁ！」

五条「早く言えよ、祓うぞ〜？言っても祓うけど」

虎杖「ていうか呪いって会話できるんだねふつー過ぎてスルーしてたわ」

ん？花…？

五条「うわぁ」

虎杖「お花だ〜」

五条「きれ〜い」

なんかホワホワする〜

五条「はっ！」

『気を逸らされた…』

戦意が削がれるな

虎杖「おわぁ！」

『っわ、！』

なんか足掴まれてるー！

五条「っ！」

頭が回収された

虎杖「先生！俺は大丈夫！あいつを追って！」

いや、大丈夫じゃない気がするよ

虎杖「ごめん！嘘！ヘルプ！」

虎杖さん背中から落ちた

痛そう…

…あ、私ちゃんと着地したよ？

五条「へぇ」

虎杖「どーもスミマセンでした私のせいで逃げられてしまいましてでもここに連れてきたのは先生ですよね？」

土下座してなんか言っとるぞ…

五条「このレベルの呪霊が徒党を組んでるのか」

五条「楽しくなってきたねー」

五条「悠仁…っていうか皆にはあれに勝てるぐらい強くなって欲しいんだよねー」

虎杖「あれにか…」

五条「目標は具体的なほうがいいでしょ？」

五条「いやー連れてきて良かったー」

能天気かよ

虎杖「いや何がなんだか分かんなかったんだけどマジかこの人」

五条「目標を設定したらあとはひたすら駆け上がるだけ」

五条「ちょっと予定を早めてこれから一月、映画見て僕と戦ってを繰り返す。もちろんAにも来てもらうからね」

『え"』

虎杖「先生と？八雲にも勝てたことないのに一月後俺生きてるかな〜」

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