３０話 ページ33
？「すじこ」
伏黒「呪言師、狗巻先輩。語彙がおにぎりの具しかない」
？「でも、憂太といるときは少し丸くなるよなぁ？」
伏黒「パンダ先輩」
伏黒「あと一人、乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる人がいるが、いま海外」
釘崎「アンタ、パンダをパンダで済ませる気か」
パンダ「いやぁ済まんな。喪中に」
パンダ「許して。このとおーり」
そう言って手を合わせている
パンダ「実は、お前たちに京都姉妹校交流会に出てほしくてな」
釘崎「京都姉妹校交流会？何それ」
伏黒「京都にあるもう一校の高専との交流会だ」
伏黒「でも二、三年メインのイベントですよね」
真希「その三年のボンクラが停学中なんだ。だからお前ら出ろ」
釘崎「その交流会って何するの？」
釘崎「スマブラ？Wii版なら負けないわよ？」
釘崎「メテオで復帰潰すの」
パンダ「交流会は高専東京校、京都校それぞれの学長が提案した勝負方法を1日づつ２日間かけて行う」
パンダ「つってもそれは建前で初日が団体戦、２日目が個人戦って毎年決まってる」
狗巻「シャケ」
釘崎「個人戦団体戦って…戦うの！？術師同士で！？」
真希「嗚呼」
真希「殺す以外なら何してもいい呪術合戦だ」
パンダ「逆に殺されないようミッチリしごいてやるぞ」
パンダ「押忍！押忍！押忍！」
釘崎「ていうかそんな暇あんの？人手不足何でしょ？呪術師は」
パンダ「いい質問ですねぇ」
パンダ「今はな、冬の終わりから春までの人間の陰気が初夏にドカッと呪いとなって現れる繁忙期ってやつだ」
真希「年中忙しいってときもあるが、ぼちぼち落ち着いて来ると思うぜ」
釘崎「へぇ」
真希「で、やるだろ？」
真希「仲間が死んだんだもんな？」
釘崎伏黒「やる」
じゃあ私も参加だな
私も強くならなければ
釘崎「でもしごきも交流会も意味がないと思ったら即辞めるから」
伏黒「同じく」
パンダ「まぁ、こんぐらい生意気な方がやり甲斐があるわな」
狗巻「おかか」
＿＿＿
虎杖さんは死んだ
でも、直前まで死相もなかったし死期も近くなかったはずだ
そんなことを考えながら高専内をふらふら歩いていた
っ！？
虎杖さんの気配があった
死んだ人から気配を感じることはできない
それに、さっきも考えていた通り死相も見えなかった
…まさか！
今は急ぎたい
呪力を大量に消費するためあまり使いたくはないが…
私は影を伝って移動することができる
ドプンッ…
そうして自分の影に入った
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雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました！ 凄く面白かったです！大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (
レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇：上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい！読みます！ (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ！ 良かったら私の作品の題名を教えますか？ (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです！ この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨狼 | 作成日時：2022年1月16日 21時
