２５話 ページ28
また玉犬を先頭に進む
人が死んでる
釘崎「惨い…」
伏黒「３人…でいいんだよな」
虎杖さんの目線の先には作業服のネームがあった
正…ただし…
さっきの親の息子か※23話参照
虎杖「この遺体…持って帰る」
やっぱりそういうか…
釘崎「え？」
虎杖「あの人の子供だ」
釘崎「でも…」
虎杖「顔はそんなにやられてない」
虎杖「遺体も無しで死にましたじゃ母親としたら納得できねぇだろ」
伏黒「あと二人の生死を確認しなきゃならない」
伏黒さんが虎杖さんの首根っこ掴んでそういった
伏黒「その遺体は置いていけ」
虎杖「冗談言うな！振り返れば来た道がなくなってるんだぞ！後で戻る余裕はねぇだろ！」
『…後にしろ、では無く置いていけ、と伏黒さんは言っています』
伏黒「嗚呼、そうだ」
虎杖「…え？」
伏黒「ただでさえ助ける気のない人間を死体になってまで救う気は俺には無い！」
虎杖「助ける気の無い人間だと…？どういう意味だ！」
伏黒「ここは少年院だぞ。呪術師には現場のあらゆる情報が事前に開示される」
伏黒「岡崎正、そいつは無免許運転で下校中の女児をはねてる。2度目の無免許運転でだ」
伏黒「お前は大勢の人を助け、正しい死に導くことにこだわっている。だが、自分が助けた人間が将来人を殺したらどうする？」
虎杖「っじゃあなんで俺を助けたんだよ！」
釘崎「いい加減にしろ！あんた達何やってんの！馬鹿じゃないの？」
釘崎「見なさいよあのAの落ち着き様を！ちょっとは見習いなさい！」
『？』
そんなに落ち着いているだろうか
…でも人が死んでいるのを見て、しかも助ける気があったわけでも無いと言われて
なんでこんなに取り乱すことがないんだろう
釘崎「少しは時と場所をわきまえたら…！」
『っ！』
虎杖「釘、崎…？」
玉犬が潰れていた
そりゃあ玉犬が呪いの気配に反応しないわけだ
『…どうしますか？』
伏黒「虎杖、八雲！逃げるぞ！釘崎を探すのはそれ…から…」
その時私達の横には禍々しい気配を纏った呪霊がいた
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雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました！ 凄く面白かったです！大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (
レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇：上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい！読みます！ (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ！ 良かったら私の作品の題名を教えますか？ (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです！ この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨狼 | 作成日時：2022年1月16日 21時
