２３話 ページ25
2018年7月
今日は英集少年院での任務だ
特級仮想怨霊(名称未定)を祓いに行く
なんでも、非術師が目視した緊急事態だったそうで一年生の私と、虎杖さんと伏黒さん、釘崎さんが派遣されることになったそうだ
＿＿＿
伊地知「我々の窓が呪胎を確認したのが3時間ほど前。避難誘導9割の時点で現場の判断により施設を閉鎖」
伊地知「半径500m内の住民も避難が完了しています。」
虎杖「伊地知さん質問」
そう言って虎杖さんは手を挙げた
虎杖「窓ってなんすか？」
伊地知「窓と言うのは呪いを視認できる高専関係者のことです。術師ではないですが」
虎杖「おぉ、なるほど…」
伊地知「続けますよ。」
伊地知「受刑残有者第2宿舎。5名の残有者が現在もそこに呪胎とともに取り残されており、呪胎が変体を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊になると予想されます。」
特級…
でも大丈夫、まだここにいる誰からも＿＿が近いことを感じられない
虎杖「なぁなぁ、俺、特級とかイマイチわかってねぇんだけど」
そうだよなぁ
伊地知「では、馬鹿でも分かるように説明しましょう」
馬鹿…w
伊地知さん結構言うなぁ
伊地知「通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合、まずは4級、木製バットで余裕です。3級、拳銃があればまぁ安心。2級、散弾銃でギリ。1級、戦車でも心細い。そして特級、まぁ…クラスター弾での絨毯爆撃でトントンでしょうかね。」
虎杖「やっべぇじゃん！」
伏黒「本来、呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ。今日の場合だと五条先生とかな」
虎杖「そっか。でも、その五条先生は？」
伏黒「出張中。そもそも高専でぷらぷらしてていい人材じゃないんだよ」
伊地知「残念ながら、この業界は人手不足が常。手に余る任務を請け負うことは多々あります。」
伊地知「ただ…今回は緊急事態で異常事態です。絶対に戦わないこと。特級と対敵したときに出来る選択は逃げるか、死ぬかです。」
………。
伊地知「自分の恐怖には素直に従ってください。君たちの任務はあくまでも生存者の確認と救出であることを忘れず…」
「あの！ただしは！息子のただしは大丈夫なんでしょうか！？」
親か…
「駄目です!下がってください」
伊地知「面会に来ていた親です」
伊地知「お引取りください」
伊地知「何者かによって施設内に毒物が撒かれた可能性があります」
おお…そういう感じね
まぁ本当のことは言えないか
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雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました！ 凄く面白かったです！大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (
レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇：上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい！読みます！ (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ！ 良かったら私の作品の題名を教えますか？ (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです！ この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨狼 | 作成日時：2022年1月16日 21時
