呪いの女王と云われた少女【呪術廻戦】

１１話 ページ12

するとクイズのノリのまま、こんな話をされた

五条「Aはさ〜もし、学校でどんな形の制服でも許される校則だったらどんな制服がいい？」

私は特に深く考えず、こんな制服あったらいいな〜というのを答えた

『え〜？まずはスカートよりズボンがいいな』

五条「へぇ〜それで〜？」

妙に悟の声間延びしてるな

『あとはそうだな…あ、フードが付いてるかハイネックで顔が少し隠せるとベストだな』

五条「えー別に顔隠さなくてもいいじゃん」

『なんかヤダ』

五条「そっかぁ、他になんか思いつくのある？」

『え？何？これ心理テスト？』

五条「さぁ？」

『何だよそれ』

『まぁでも、あんまり女の子らしい装飾がついてたりするのは嫌だ』

五条「成程ね〜」

それっきりその話をすることはなく、別の雑談が始まった

五条「じゃあね〜気をつけてね」

『うん。悟もな』

電話を切り、さっきの部屋に戻った

村田「電話の相手誰〜？もしかして彼氏？」

…何だよそれ

彼氏居るように見えるかっての

『いや、違う』

『五条先生だった』

村田「え〜つまんないな」

『まぁいいやそろそろ寝よう』

村田「そうだねおやすみ」

『おやすみ』

次の日＿

『おはよう結花』

『起きろ〜』

分かった結花は朝に弱いんだ

村田「…あと５分…」

『じゃあ朝ごはん置いておくから食べて』

村田「うん」

『行ってきます』小声

そうして任務を終えるべく、廃屋ヘ向かった

ここから一番近い廃屋も５km程度離れている

はぁ…建物の上をそっと移動しよう

ホテルの屋上からマンションの屋上、会社の上など様々な建物の上を跳んだ

ほぼ直線距離を結構なスピードで移動しているので、10分もしないうちに付いた

やたら古いしデカい廃屋だった

時間がかかるな

『雷,水』

『頼んだよ』

私の影から出てきた狐達は呪霊をどんどん祓っていく

『…そんなに数いなかったし私の出る幕はねぇな』

『気配も消えたな』

『二人とも戻ってこい』

狐達は楽しそうにこちらに走ってきて、影に潜った

もう2時か

すると…結花から電話がかかってきた

＿＿＿

村田「今どこ？」

『〇〇市の廃屋』

村田「えっ…結構遠いところにいるじゃん」

『迎えに来て〜』

村田「は〜い」

＿＿＿

そんな生活が丸一週間

村田「こんなに働き詰めは良くないよ」

『そうさせてる上のやつは何なんだよ』

村田「今日は休んで！」

『は〜い…』

そこから少し買い物に出かけるなどリフレッシュできた

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