呪いの女王と云われた少女【呪術廻戦】

１０話 ページ11

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分かりました。
怪我は擦り傷程度ですので大丈夫です。
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よし、路地裏から出よう

ていうか私帳おろせたんだ

村田さんにできるって言ったけど、やったことは無かった

いざやるとなると少し手間取ったがとりあえず下ろすことに成功していたのだった

一台の車が止まった

村田さんだ

車に乗ってホテルに向かった

村田「お疲れ様です」

『…あの、私の方が年下ですし敬語取ってもらえませんか？』

村田「いや、職業柄っていうかそもそも八雲さんの方が目上の方ですからそれはできません」

『ん〜じゃあ命令です。敬語を取ってください』

村田「え！？…はぁ…分かったよ」

『やった！』

村田「やっぱり若い子の発想力って凄いね(A可愛い…)」

『そうですか？』

村田「私も敬語外したし八雲さんも敬語取ったら？」

『…うん!あ、あと八雲さんっていう呼び方やめて〜』

村田「ん〜じゃあA？」

『うん』

ホテルについた

２０５号室か

ちゃんと覚えないと

※村田さんは女性です

椅子に座った瞬間、何か箱を持った村田さんがこちらに向かってきた

村田「さあA〜服脱いで！」

『えっ？うん？なんで？』

村田「なんでじゃないよ。怪我してるでしょ」

村田「服もボロボロだし」

『いや、大丈夫ですって』

村田「ダーメ！Aは女の子なんだから傷跡とかない方がいいでしょ。」

『…は〜い……』

大人しく言うことを聞く事にした

村田「うわぁ凄い傷の量だね」

『そう？』

村田「この傷はだいぶ前のだね」

そう言って村田さんは背中の少し大きな傷跡をなぞった

『…あぁその傷は昔呪霊に襲われたときについたんだ』

村田「そっか、もう痛くない？」

『うん』

村田「…よし！手当て終了！」

めっちゃ消毒染みた…

『村田さんありがとう』

村田「全然大丈夫!っていうか折角だから名前で呼んでほしい」

折角だからとは…？

まあいいか

『分かった』

『じゃあ結花って呼んでもいい？』

村田「いいよ！」

村田もとい、結花は嬉しそうに笑った

友達…みたいだな

その時、携帯が鳴った

『あれ、電話だ』

別の部屋に入って電話をとると相手は悟だった

五条「もしもし〜？」

『悟どうしたの？』

五条「任務どうだったかな〜と思ってさ」

『あぁその事なら心配ない』

五条「そっか」

そうは言っても少し不安なのがわかったようで、別の話をしてくれた

いろんな内容の雑談をしてしりとりやクイズもした

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