1話 ページ2
手記
__○年□月△日
『おとーさん!』
そういえば手を繋いでくれる
私の父の名前は八雲
仕事は恐らく__
ギェぇぇぇ!
路地裏に行けばこんなのがいっぱい居る
__良くは知らないが恐らくこれらを退治?するのが父の仕事なのだろう
千景「ごめんなぁA。ちょっとだけあそこのベンチで待っててくれ」
『わかったぁ!A待っとくね!』
千景「ありがとうな」
折角
出勤はして無いけどこれじゃ休日出勤じゃないか
なんかキモいやつを退治して戻って来た
『おとーさんおかえり』
千景「ただいま」
千景「Aはいい子だなぁ」
今日はそれで家に帰りました
__○年□月△日
私はあれから色々あったけど健やかな7歳になりました
そんなある日
ピーンポーン
千景「おや?」
ガチャ
何となく誰が来たのか気になって物陰から覗いてみた
何となく二人は仲が良いのだろうと思った
何となくだが…
暫く観察する事にした
すると、黒い人と目があった…様な気がした
サングラスを掛けている為、はっきりとはわからない
千景は黒い人がこちらを見ているのに気が付いた
千景「あぁそうだ。この子は仕事で仲良くしている人だよ」
千景「自己紹介してごらん」
こんな黒くてでっかい不審者に⁉
おっといけない…普段の口の悪さが……
まぁ…これはやるしかない
『…八雲Aです。宜しくお願いします。』
宜しくしたくないけどね
ていうか宜しくする気は無いしこれから会うこともないかもしれないが
千景「この子は五条悟だよ。」
この子…
千景がそう呼ぶってことはまだ若い
いや、成人してない可能性が高いか
それが五条との馴れ初めだった
__○年□月△日
もうすぐ11歳になる
街で千景と買い物をしていた
するとふと…
あぁ“近い”んだな
私は人の__を感じ取ることができる
千景は今、幸せなのかな
千景は、どんな思いで__のかな
__○年1月16日
今日で11歳
そういえば…
この手記には母親が出てこない
その理由は母親がいないからだ
簡潔に言ってしまえば、母親は死んだ
でも母親の事はうっすら覚えている
明確な思い出なんてないけど
今日は母の命日だ
__○年1月16日
あと少しあと…何日だろうか
怖い
そう思った矢先、千景は死んだ
今日は私にとって最高に最悪な日になった
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雨狼(プロフ) - 葵さん» 特級呪怨の大蛇、上編と続編読みました! 凄く面白かったです!大蛇がまさか呪力だけじゃなくて生命力まで奪っていたとは…その展開にすごく驚きました 紹介してくださってありがとうございました (2022年4月9日 11時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» 題名は、【呪術廻戦】特級呪怨の大蛇:上編と続編までありますので良かったら是非! (2022年4月9日 0時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» 小説の題名、是非教えて下さい!読みます! (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 雨狼さん» いえいえ! 良かったら私の作品の題名を教えますか? (2022年4月8日 23時) (レス) id: 8e5a2f605a (このIDを非表示/違反報告)
雨狼(プロフ) - 葵さん» この小説を読んでくださりありがとうございます。その上初めてのコメントを貰って滅茶苦茶嬉しいです! この作品の題名は呪いの女王と云われた少女なのですが、未だ女王らしい所がありません…(笑) (2022年4月8日 23時) (レス) id: 5c8a4ad145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨狼 | 作成日時:2022年1月16日 21時