13話 ページ17
回想
エド「アル!アルフォンス!!」
エド「クソ!こんな筈じゃ…畜生ーー!!!持って行かれた!」
エド「返せよ…弟なんだ……返せよ…たった一人の弟なんだよ!!!」
エドワードは錬成したアルフォンスの魂をすぐ近くの鎧に定着させた
_現在
エドワードは俯いている
エド「お前…今地獄へ一歩踏み出したぜ…」
アイザック「?」
エドワードは走り出した
そしてアイザックさんを2発殴った
アイザックさんの錬成によってエドワードに向かって氷の棘が出来た
エドワードはそれを避けた
その後ろからアルフォンスが飛び出し、その氷の棘を薙ぎ払った
そのままの勢いでアイザックさんの顔面を横から蹴り氷壁から落とした
アイザック「おわっ!」
二人共氷壁を滑り降りる
自分も後を追う
エド「諦めな!使おうにも水がないぜ」
アイザック「忘れているぞ人体の70%が何でできているか」
アイザックさんがそこまで言ったとき自分の身体は既に動いていた
アイザックさんが自分の血液で錬成してエドワードを攻撃しようとした
エドワードの肩に刺さる寸前のところを自分が庇ったのだ
何故庇ったのかと言われると自分でもよく分からない
ただ昔の自分を見ているみたいだったのかも知れない
エド「うわ!」
アル「兄さん!ウルラ!」
エドワードに刺さる筈だったそれは今自分の横腹に刺さっている
アルフォンスが急いで切り離してくれた
アイザック「ハァ…ハァ…お前らにはわからないのだ!この国の姿が!」
まずい…氷の壁が繋がっていく…
アイザック「フッフッフッフッ…アッハッハッハッハ!」
狂気じみた笑いを溢し足元が覚束ないままアイザックさんは立ち去ろうとしている
エドアル「ウルラ!ウルラ!」
『大丈夫です大した怪我ではないので。それより今はアイザックさんを追いますよ』
エド「っ舐めた真似…しやがって!」
その間に取り敢えず氷を抜き、止血した
…貫通してる
止血してもやはり血が滲む
が、まぁこのぐらいならなんとかなるだろう
その頃_
軍人「やったか?」
氷壁を攻撃している
パキッピキピキ…
軍人「またか」
壊しても壊しても修復されていた
ロイ「くっ!」
パチンッ!
氷壁を己の焔で燃やしている
ロイ「私の炎を舐めるな!」
パタン…
リザ「全く…無能は雨の日だけにしてくださいね」
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作者名:雨狼 | 作成日時:2021年10月27日 23時