鬼滅の刃に転生した私はどうやら鬼殺隊に裏切られたみたいなので無惨味方につけてみました！

これは過去のお話 ページ6

ー過去編ー

「はぁ、、、はぁ、、、」

鬼、、、！鬼が、、、いる、、、！

なんで、、、

お母さん、、、！

どうしてこんなことに、、、！！

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

私が生まれたのはある貴族の家だった

父はすごく短気で簡単に暴力を振るう人間だった

母はそんな父に毎日怯えて暮らしていた。まるで召し使いのように

別れてしまえばいいのに

何度もそう思ったが

きっとできなかったのだろう

母は貧乏だったから

私も父にたくさん暴力を振るわれた

「そんなこともできないのか！！！」

「何とかいったらどうなんだ！！」ﾄﾞｶﾞｯ

『⎯⎯⎯⎯⎯⎯っ！』

召し使い、いや召し使い以上の扱いをうけた

召し使いは母や私よりも全然楽そうだった

むしろあいつらも私たちをこき使っていたくらいだ

「これやっといて」

「これも片付けといてー」

冤罪をかけられたこともあった

「これを割ったのは誰だ！！！お前か！」

「ち、違います！！これは、、、A様がやりました、、、！」

『えっ、、、、！』

「、、、私も見ました、、、！それなのにA様はこの子に罪を着させようと、、、！」

『っ！私はやってません！！！』

「嘘をつくな！！！！！」ﾊﾞｷｯ

正直最初は辛かった

あいつらが私をみる目が痛かった

でもいつしか痛みを感じなくなった

痛みだけじゃない

母は私にたくさんの愛情を注いでくれたが

なにも感じなくなった

感情もなくなっていった

父には妻が2人いた

1人は私のお母さん

もう1人は貴族

こんな扱いをうけたのは私たちだけだった

だから恨みや妬み、負の感情だけは残っていった

そんな毎日が続く中

ある日

父に

新しい子供ができた

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