＿稲荷崎の女王様＿ 【HQ】

００６ ページ8

涼夏side









男バレの愚痴を言い終わって帰ろうとしたら、男バレがいた






噂をすればなんとやらってホントにあるんだな









｢で？何をしていたのかしら？｣






Aが男バレに聞いた。めっちゃ顔歪めてるけどな









侑｢俺らは悪ないねん！王姫が虐め紛いの事してるからや！｣




角名｢言い方悪いけど、虐めに見えたからついてきたんだよね｣









は？


Aが虐め紛いな事をした？そんな事するはずねぇよ








涼夏｢おい、さっきから聴いてれば調子のんなよ。いつ何処で、Aが虐め紛いな事をしたって言うんだよ｣







侑｢今や！こんな校舎裏でする事って言ったら1つしかないやん！｣








｢はぁ、まさかクズだと思っていたけれど、これ程とはね........。


盗み聞きをした挙句、現場を見てもいないのに私達のせいにして.......最っ低ね。吐き気がしてくるわ｣






桜｢そうだよ〜！女の子に関してもさぁ。お化粧頑張ってる子にはケバいって言って、地味な子にはブスって言って.......やっぱり、宮兄弟 大っ嫌い！｣









2人とも怒ってる。そう、私達2人は元々ギャルだったり地味子だったりした。







僕は、少しでも好きな人に見てもらいたくて頑張ったら。好きでもない宮兄弟にケバい、キモイと言われ




サクは初めて化粧した時に宮侑の方にブスに化粧は似合わないとか言われて傷ついた僕達をAが変えてくれたんだ

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