私が助けたのは猫…？いいえ、虎でした。

「アレ」 ページ49

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将｢…健斗、用ってなに？｣



『お前さぁ…なんか隠してない？』



将｢なんだよ急に笑｣



『さっき体がだるいとか言ってたろ。』



将｢ああ…それがなに？｣



『風邪とかじゃねえだろ。』



将｢うん、だから風邪じゃねえって笑 お前のは移ってねえから安心しろって。｣



『そうじゃなくて。』



将｢……、、｣



『…まさか、｢アレ｣？』



将｢っ、んなわけねえじゃん。第一、｢アレ｣はもう…、｣



『そんなのわかんないだろ！もしAがいるときになったら…』



将｢違うから！あれ以来…もうなってねえよ。あれが最後だって…、話はそんだけ？もう帰るぞ。｣



『あ、おい！』







結局肝心なことは聞けずじまいか…




なんか嫌な予感がする…









『本当に、その言葉信じていいんだよな…？』









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